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【カフェ紹介vol.2】

【torse】
日本には本当にたくさんのカフェがあります。
様々なコンセプトがあり、想いがあります。
色々調べた中で参考にさせてもらおうと思っているカフェ、気になったお店の特徴や魅力を共有したいと思います。
カフェ作りやコンセプト構築の参考になればと思います。

今日は東京の「torse」
夫婦で営業されているカフェ。

このお店のコンセプトは「誰でも入りやすく居やすい場所」で、一番大切にしているのは「空気感」だそうです。

①内装は床板を張ったり、壁を塗ったり、テーブルはアイアンの脚をオリジナルで作って、
廃材に近いアンティークの板をつけたり。全て1点もの。

②空間の作り方はプラスにするだけでなくマイナスを作ること。
座席や空間を100%にするとどこか緊張感が漂ってしまうし心地よくない。70%くらいがちょうどいい。
席数は減らして一席一席の距離を広げることで、ゆったりと心地よい空間を生み出す。

③カウンターテーブルは栗の木を使用し、ドイツの音楽家に作ってもらった歌のないオリジナルの曲、
フランスの食器や日本作家の器などもこだわり、そのような高価なものも普通にお店で使用している。
エプロンブランド「DRESSEN」とこらぼして作ったエプロンや、ドイツの音楽家に作ってもらったCDなども販売している。

④お客さんとの距離感。常連ばっかりで入りにくい。と、ならように「誰でも入りやすく居やすい場所」を意識した接客をし、
常連でも初めましてでも程よい距離感を変えずに接客をしている。

このお店のオーナーは「良い店」と「悪い店」の差はコンセプトの有無とブレていないかだと。
なので椅子ひとつとっても「空気感」を意識してこだわっているそうです。
この今のお店にしたのも、必ず使いたかったアンティークの本棚に合うかどうかで決めたそうです。
よくネットで見かけたワードは「大人の隠れ家」でした。お客さんにもコンセプト「空気感」が伝わっているんですね。

徹底したコンセプトへのこだわりが今のお店の強みになっています。
目に見えないコンセプト「誰でも入りやすく居やすい場所」と「空気感」をうまく表現したカフェの紹介でした。
#オムライスがおいしいらしい

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