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中華電信のPrepaid SIMへTop-upして有効期限を延ばす

(Facebookのノートで2019/5/10に公開した記事のサルベージ)

ただの旅行者にも関わらずなぜか中華電信の在住者向けのPrepaid SIMを便利に使っているのだが、有効期限を継続したり実際に台湾でデータ通信を使うためにtop-upする方法をいつも忘れるので、備忘録がてらに書いておく。

はじめに

私が使っているサービスは、空港などで買える外国人旅行者向けのプランではなく、市中の中華電信のお店で買える“4G行動電話預付卡300型 (Data & Voice Package 4G 300)”というヤツ。たぶん。空港にある電話会社のサービスカウンターの営業時間外に入国したため、総統府裏の電話局にある「博愛服務中心」(ここは場所柄、外人が多く訪れるためか、店員さんが優しい。下手な英語と日本語のチャンポンでどうにかなった)で外国人旅行者向けのSIMを買おうとしたら売っていなく、「ほとんど同じだよ」と言われるままに買った。300TWD=1100JPY。これが後々アタリであった。

ちなみに、外国人向けのプランのSIMが、最近日本国内の空港のテレコムスクエアのカウンターで買えるようになった。値段も現地で買う時の値段と変わらず、何よりも現地の空港で長蛇の列に並んで時間を無駄にすることも無いので、条件が合うならこちらで買う方が良い。SMSが使える電話番号もあるので、たぶんEasyCardを使ったYouBikeの使用者登録も出来るはず。しかもこちらは市中にある中華電信のWiFiスポットも使えるので更に良い。
しかし、有効期間内ならtop-up出来るが、有効期間の延長はできず、後日再訪問した際に買い直す必要がある。(実際に私自身がtop-upを試したり、延長を試したことが無いので正確なところは確認していないが、このSIMもtop-upで延長できると誤った情報のWebページもある。)

それから、中華電信に限らず、旅行者用でも通常用でも台湾では携帯電話の契約には、パスポートとは別の写真付きの身分証明書 (2nd ID) 求められるようだ。これは日本人の場合は、普通の運転免許証で良い。なぜなら漢字が読めるから。

アカウントの仕組み

中華電信のPrepaid SIMを使うに際して、ちょっと混乱したのが「Main accountへのtop-up」と「Planの購入」という考え方。基本的に「クレジットカードでMain accountへtop-upし」、「Main accountのBalanceを使って(例えば)1GBの Data planを購入する」という仕組みとなっている。そして、実際に電話を使用しなくてもMain accountへ100TWD=400JPYほどtop-upすると回線の有効期間が180日延長される。Accountの有効期間に対して、Planの有効期間は(ものによって異なるが)60日程度と短いのでplanは失効してしまうが、accountは生きているので問題なく180日後に更に延長できる。そして貯まったMain account balanceを使って台湾に行く前に日本から適当なplanを購入すれば、飛行機が着陸してすぐに電話が使えるようになる。

私は、“Data Volume Plan”の“2.2GB Data with 1GB Promotional”という300TWD=1100JPYのモノを買うことが多い。電話は使わないし最初に付いてきたbalanceが残っている。“1GB Data”だと180TWDだが、2泊3日でも調子に乗っていると使い切ってしまう。

アプリの導入

SIMを入手したら、何はともあれスマホアプリの“中華電信行動預付卡APP (Chunghwa Telecom Prepaid Card APP)”をインストールする。他にも中華電信のサービスのアプリや第三者が作ったアプリがあるが、それらは不要である。で、電話番号とパスコードでログインする。中文/英語の設定や、パスワードの変更などをしたと思うけど忘れた。

Main accountへのtop-up

まず最初のアカウント状態は次の画像のようになっているとする。

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次に、次の画像のアプリのトップ画面、または前の画像の情報画面下部の“Top-up”をクリック。

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そして次の画面の“Prepaid Card e top-up”をクリック。これがクレジットカード決済によるトップアップのこと。使えるカードは、VISA、MasterCard、JCB。JCBがあるからAmexも行けるかと思ったがダメ。

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すると次の画像のように、いきなり中文のWebページが開く。これを少し下に進むと、その下の画像のようにどのサービスにチャージするかを選ぶ項目があるので “4G 基本通信費(主帳戶)”の“100元”を選択する。

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そして、さらに下にスクロールしていくと、電話番号(既に入力されている)とパスポート番号を入力する項目があるので、パスポート番号を入力する。

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そして、その下に次の画像に示す様に、レシート宝くじが当たった場合の処理方法を選択する項目がある。これは、一般の外国人の場合「捐贈」の一択。台湾のお店でもらうレシートには宝くじが付いている。オンラインショッピングでも貰えるのだが、住民IDに割り当てられるようである。そのIDを持っていない人は育英基金?に寄付するしかない。
そして、ありがちなCAPTCHAを入れて、ズルズル下に下に進んでいくと「下一歩(次のページ)」があるのでクリック。

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すると、これも良くあるWebショッピングと同じように、次の画像にあるような入力内容の確認画面に進む。この内容で良ければ、ページの下にある「下一歩(次のページ)」をクリックするし、間違いに気づいた場合は「上一歩(前のページ)」をクリックして修正すればよい。

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前の画面で下一歩を押すと、次の画像のようなクレジットカードで払うことになるけど良い?という支払確認の画面が出るので、「付款(支払い)」のボタンを押す。

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すると次の画像のようなクレジットカードの決済業者のページが表示される。よくあるWebショッピングと同様に、決済内容が示されて、その下に自分のクレジットカード番号や有効期限、CAPTCHAを入れて「確認」を押すと決済終了。
はっきりと覚えていないのだが、そのクレジットカードは3Dセキュアの設定がしてある必要があったような気がする。でも今回は3Dセキュアの認証画面は出てこなかった。海外のオンライン決済は3Dセキュアの設定が必要なことが多いので、日本にいる間に設定をしておいた方が良い。

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決済が無事に済むと次の画像のような確認完了画面が表示されて一先ず終了。ページの最後にある「完成」のボタンを押すと、このWebページは終了して元のアプリに戻る。(だったと思う。ちょっと記憶あいまい。)

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無事にtop-upが終了すると、最初のステータス画面と比較して、次の画像のように電話番号の有効期限が延長され、Main accountのbalanceに100TWDだけ積み増しされる。
ただし、この段階では“Data/WiFi balance”は増えていないし、トップ画面から進む“Phone Number Information”の画面で見られる“Data/WiFi balance”の有効期限も延びない。(その画面をキャプチャーし忘れた。今はexpireされていて見えない。)
電話回線の有効期間を延長したいだけなら作業はここまで。回線を使えるようにするためには、次で説明するように台湾へ行く直前に日本から“Planの購入”を行う。

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Planの購入

次に実際に回線を使えるようにするために、アプリのトップ画面の“Main account purchase”、またはステータス画面の下部の“Buy”をクリック。

すると次のような購入プランの画面になるので、“Select a type”で“Data Volume Plan”を、その下の“Select a plan”で“2.2 GB Data with 1GB Promotional”を選ぶと次の画像のような表示になる。下に説明として「300TWDで60日有効」と書かれている。このプランで良ければ“Buy”をクリックすると、Main accountのbalanceから300TWD引かれ、“Data/WiFi balance”が増えてその有効期限が60日後に設定され、データ通信が使用できるようになる。(適当なスクリーンショットが今は撮れないので、また今度)

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Main accountのbalanceが不足していたら、足りない旨の表示が出るので、上記の通りMain accountへtop-upすればよい。

注意点

まず、Planの購入まで国内で済ませておくこと。そうすれば飛行機が台湾上空に入り中華電信の電波を掴んだらすぐに使えるようになる。以前、Top-upまで済ませていたにも関わらずplanの購入を忘れてデータ通信が出来ず、空港のWiFiを必死に捕まえてplanの購入をしたことがある。桃園空港の入国ゲート前のWiFiは捕まえづらいので、下手をすると国内で使っている携帯電話サービスのローミングを一瞬使うことが必要になり、無駄金を使い、何のために中華電信の回線を持っているのだか意味が分からなくなる。

Main accountのbalanceは、アカウントが有効である限りtop-upしたbalanceに有効期限は無い。つまり、一度にたくさんtop-upするより、アカウントの有効期限か近づいたら100TWDづつtop-upして有効期限をその都度延長し、planを購入するときに不足していれば追加してtop-upするようにした方が無駄が出にくい。



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