2020年3月17日 第96号 渋谷にて その2
こんばんは、片野朋起です。
昨日の話の続きです。
このひとつの話だけでから抽象化するのは、かなり厳しい論理展開かもしれないですが、わたしの実体験上、ほぼ間違いといえるものがあります。
それは、勇気を出す、ということです。
たった、これだけの話なのです。バンジージャンプから飛び降りるかのような恐怖感にぶちあたってしまうことがあるでしょう。しかし、その一歩を踏み出しかどうかが、一番最初の、そしてもしかしたら、一番大きなハードルなのです。
どうやって話しかけたら自然になるだろう、気の利いた一言でも言わなきゃ、連絡先教えてくれないだろうな、とか、一切思う必要ないです。
「素敵だと思ったので、今後お食事ご一緒したいです。LINE教えてもらえますか?」
「まずはお友達からでもかまいません。少しずつ仲良くなれたら嬉しいです。連絡先教えてください。」
「一目惚れしました。普段はあんまりこういうことしないので、なんて話したらいいのかわからなくて、すごく緊張していますが、今しかないと思って勇気出して声かけました。急で驚かれるかもしれませんが、もしよかったら連絡先教えてもらえませんか?」
どれでもいいです。好きなもの使ってください。上記ベースに、自己流でアレンジしていただくのもOKです。自分のキャラクターに合った言葉選びってあると思いますから。
ジョークを言って笑わせても、何しても、だめなものはだめだし、うまくいくときはうまくいくんです。緊張して何話してるんだか、自分でもわからなくなるようなことがあっても、問題ないです。あなたの彼女に対する好意は十分すぎるほど伝わっています。あとはあなたの印象(顔、話す立ち居振る舞いから醸し出される性格、雰囲気、スタイル、ファッションなど)によって、女性側が判断してくれます。
場数が圧倒的に足りない理系大学生には、最初からうまくやる方法などないです。失敗しながら、自分だったら、どうやればうまくいくのか(この場合だと連絡先をゲットできるのか)ということを「実験」してください。
18歳まで勉強一筋、みんなの○○君、女の子とはほとんど話したことない、みたいな男子諸君。安心してほしい。最後はきっと、うまくいく。
要は、うまくいくまで、失敗を繰り返せばいい、ということなのです。しかし、今まで一度も成功していないから、うまくいく可能性0%などと考えては欲しくない。
「君は今まで、何回挑戦したのか?」
無理しなくていい。勇気を出して連絡先を聞こう。たとえ教えてくれなくても、居心地の悪い空気感で、気持ち悪くニヤついてしまったとしても、何ら問題ない。今の状況を、この状態を、なんとかして良くしたい。ひょんなきっかけだったけど、なにかのスタートラインにしたい。そういう思いがあれば、きっといつの日かその思いは報われるはずです。
渋谷の話をしていたが、なんだかちょっと、別の話もしたくなってきたぞ…。勇気を出すことがいかに大切なことか、きっとわかってくれるエピソードを思い出した。
それはまた、次の機会に譲るとして、今日はここまで。
続きます。