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【MUP】 WEEK2 :未来把握

 皆さんお疲れ様です。地方の脳筋大学生のFです。今回はMUPのWEEK2の内容である「未来把握」についてアウトプットしようと思います。

未来把握とは言葉の通りこれから先、日本の雇用市場がどうなるのか把握することです。結論としては、ホワイトカラー、いわゆるサラリーマンの大リストラ時代が到来するということです。これはもちろん非正規雇用の人も含みます。日本の未来はそう明るくはなさそうです。

ではなぜそんな時代がやってくるのでしょうか。それは①国と企業の双方が安定を保証することを投げ出し、②外国人雇用が増加し、さらには③AIなどのロボットの台頭によって職が無くなっていくからです。簡単にまとめすぎたのでもう少し詳しく見ていきましょう。

1.終身雇用と年金は存在しない

 今現在の日本では年金制度が存在していますが、もう数十年もしたら年金は受け取れなくなる可能性が高いです。これはなぜかというと高齢化が進み生産年齢人口が減少することで、高齢者を支えきれなくなるからです。もうすでに国は「定年雇用努力義務」を用いて民間へ押し付けを始めています。

それに対する企業はというと、こちらもトヨタの社長や経団連会長らが「終身雇用は無理」だと言っています。それに伴い、昔は安定だといわれていた日系企業も今では外資系企業のようにスキルがないとクビにするような経営方針にシフトしていっています。

2.日本人の価値の低下

 次に外国人雇用について見てみます。先ほども述べましたが、日本はどんどん高齢化していきます。そうすると日本国内の消費は右肩下がりになり、企業は衰退する国内市場よりも発展する海外市場に目を向け海外展開が急速に拡大していきます。そして経営陣の思考も外国人になっていきます。その際グローバル人材と呼ばれる人材が求められるのですが、これは英語が話せることが必要なのではなく仕組化ができるかどうかということが必要になります。しかし日本人は幼少期から右に倣えの精神で生きてきたので仕組化ができません。なのでどんどん外国人が採用されるようになるのです。

もうひとつ面白い例がありましたので紹介します。それは国産ウナギと中国産ウナギの話です。国産ウナギは高くて扱いが面倒なのに対し、中国産ウナギは安くて扱いが簡単。これは日本人と外国人を暗喩したものです。日本人はワークライフバランスだなんだとうるさいですが、外国人は働きたいという意欲が旺盛なので採用しやすいのです。

以上のような観点から外国人雇用が増加し賃金の上昇は望めず、日本人の価値も低下していくのです。

3.AIの台頭

 そして、第四次産業革命とも呼ばれる中でAIが発達し私たちの仕事は奪われます。これはよく聞く話だと思います。実際に第二次産業革命の時にも、機織り機によって大量の解雇が行われました。

これは現代でも同じで、株式会社の実質的な保有者である株主はあくまで効率化を追求します。そのため効率を上げられるのであれば容赦なく解雇を行い、AIを導入するのです。その例として、みずほ銀行では銀行自動化によって大量解雇が行われようとしています。

まとめ

 ここまでで、なぜホワイトカラーの大リストラ時代がやってくるのか分かったと思います。では私たちに求められているのは何なのでしょうか。自己変革です。国にも企業にも頼れない中で頼れるのは自分だけです。国と企業の責任の擦りつけ合いの行方はホームレスか出稼ぎかになってしまいます。それを避けるためには自分自身で価値を生み出せる存在になる必要があるのです。

今回は以上です。ありがとうございました。


 

 


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