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戸山香澄がPoppin’Partyを惹きつけた3つのリーダー論

戸山香澄は、はっきり言ってしまうと「好き嫌いが極端に分化するタイプの人間だ」とよく感じる。

彼女は人の心の扉を開けるのが作中誰よりも上手いような気がする。主人公補正というメタ要素を考慮してしまえばそれで終いだが。だが、不登校気味の有咲、引っ込み思案のりみ、トラウマを抱えた沙綾、能力を眠らせていたおたえ。このメンバーの潜在能力を引き上げ、普通なら諦めるだろうという挑戦も「キラキラドキドキ」をエネルギーに達成してきた。

が、所々で強引な要素が見られる。関西遠征のロッキンフェスはみんなに確認する前に何故かYesの回答を先に出してしまっているw

一言で言えば「猪突猛進」なのだ。やりたいことはまずやってみる。このやり方に「なんでも果敢に挑戦できて偉い!」と思う人もいれば、「強引すぎるんだよな...」と思う人もいるだろう。
私は前者の考えだ。好きだから甘やかし?それは無い。逆にこの強引さが無ければメンバーの人生はきっと救えないままだったであろう。

今回は、そういったのも含めて戸山香澄の生き様・リーダー論を掘り下げていきたいと思う。

実は超有効だった「あの時間」

あ、これは自分で作った資料ですw

この3ヶ条は僕が最も大切にしているリーダー論だ。

☆1人1人が能動的に動くこと。やらされて動くのではなく、やりたいから動くこと。
☆リーダーに絶対的な権限を持たせないこと。また、誰かが権力を持ちすぎないこと。
チームをビジネスで終わらせないこと

特に最後の「チームをビジネスで終わらせない」ことは1番大切にしていることだ。

もっとガルパライフ!第269話にて

結局最後に大事なものは技術なんかよりエモーションだと思っている。

Poppin’Partyでそのシーンが1番感じられるのはここだ。

そう、学校で毎日開催される「お昼ご飯」のやり取りである。何気ない時間だが、僕はこの時間がPoppin’Partyにとって大事なんじゃないかと思っている。楽器を弾いて「いない時間」。でも、いやだからこそ彼女たちが最も繋がりを再確認できる時間。これが足りない時、チームに亀裂が入っているとハッキリ分かるのだ。

この時間をどこかのタイミングでも確保しているのが、Poppin’Party流石だと思っている。戸山香澄は、理性的ではないので本人は「やりたいからやってるだけだよ?」なんて言うだろうが、無意識にでもメンバーの居場所作りをしていることを評価したい。

「キラキラドキドキ」は魔法の言葉か、綺麗事か。

「絶対大丈夫」「とにかくやってみよう」「キラキラドキドキしたい」

戸山香澄の考え方3ヶ条はまさにこれだろう。
夢はいっぱいある考え方だが、根拠がある訳では決してないのだ。

その証拠に、花園たえには初回釘を刺されてしまっている。

ただ、香澄は口下手ではあるものの行動力全振り少女だ。最終結果どうなろうが「こいつとなら失敗しても後悔しないだろうな」と思わせられる行動力がある。
香澄には湊友希那やチュチュのような圧倒的なセンスがある訳では無い。
だが、非常に行動力の高い彼女無しにPoppin’Partyが成立しないくらいの大事な存在なのだ。

言葉しか聞いてない人は薄っぺらい評価をするが、行動力によって起きた成功体験を見た周囲の人たちの評価は「信者」レベルで魔法の言葉を信頼していくのであろう。

Poppin’Partyにしかできない「帰属意識」

Poppin’Party戸山香澄最大の功績とも言えるメンバーの居場所の構築。

特に不定期で登校していた有咲からこんな言葉が出るくらいだから凄い。

Poppin’Partyの帰属意識がまさに芽生えている証拠である。

帰属意識とは、「私はチームの一員であるという意識」のことである。
これがないと、「私じゃ無くてもいいのでは...?」という風に陥る。

香澄が、強引に心の扉を開けて何故ここまでPoppin’Partyに帰属意識が生まれたのか今日の今日まで考えていた。
僕が出した結論はロイヤルティ、忠誠心だ。

今まで踏み出せなかった自分を踏み出させてくれた香澄の存在。ここにロイヤルティを感じているのだと思う。

こうとなれば、香澄は何をしても多少の強引くらいならまぁついて行くぜ状態が生まれる。

【ビリギャルの生みの親】坪田信貴が“極端にできない人”を採用する3つの理由 より

都合のいい解釈と言われたらそれまでだが、これを無意識でやってるわけだ、香澄は。

一見戸山香澄絶対王政のようにも思えるが、この体制に絶対ダメだ!と文句を言った人は居ないはずだ。香澄ちゃんなら必ずいい方向に導いてくれるだろう...という思考が働くんだと思う。有咲は渋々ついて行っているように見えるが、彼女こそ1番忠誠心が強いのでまぁツンデレというやつなのだろう。

牛込りみの留学は影響する?

牛込りみは強くなりすぎてしまったwwま、まさかの留学パターン🤣
ま、まぁ留学が無くなることはないだろうからこれから先は少し離れ離れになってしまうことは確定だろう。
まぁこの件でひと山はあるやろうなぁと思う。
バンドに置いてベースは欠かせない存在。
ベースレスのバンドって中々聞かないんだよなぁ。
メンバー内もしくは誰かがベースを代行(代打ティモリス?w)、牛込りみの収録音源(1番濃厚)、打ち込みになるのかなぁ。

まとめ

ということで、私アドブータが作中最も評価している戸山香澄のリーダー論、いかがだっただろうか。

夢ノ結唱ROSEとして結果が出てるにも関わらず、POPYも欠かさず大事にしているのは間違いなく僕をここまで連れてきてくれたロイヤルティ、そうある意味僕も「香澄信者」なのかもしれない。

出典.
「ビジネスを最優先した人は残ってない」花譜プロデューサーが見つめるVTuber産業の未来図

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