(世界一周)モンゴル話③ 騎馬民族のゲル生活と地平線に降る星
昨日の朝モデルナワクチン2回目接種し、夜に37度近くまでの体温上昇と軽い頭痛がしましたが、それ以上の副反応なく過ごせています。今日は大人しめの休日を過ごしました。焼肉ランチも食べました。いつも以上に食欲旺盛な気がします!
こんな日はnote書くのにもってこい♪
世界一周話すすめようっと。ワクチンパスポートゲット記念。たぶん。
さて、モンゴル話の続きを書きます。まえに2記事書いてます。
今日は、私が小学校の頃に妄想し憧れた「モンゴルの風景」の一部になれた、その体験です
▼1.ゴビ沙漠の地平線に星が降る
ゴビ沙漠ツアー6泊7日 もとい、「半・突撃!隣の晩御飯(+ゲル泊させてちょうだい)ツアー」、そのメインイベントの一つが、ツーリストキャンプで満点の星空を見る、というものです。
とはいえゴビ砂漠の夜は遅く、午後10時の夕焼け。
夜が更けて、24時30分くらいから星空観察。
自分を囲む360度の地平線が、夜空に混ざり闇に沈みこんだあと、光や建物など、星空観察を遮るものがほぼ皆無な場所で寝転んで見上げる星空は、どこを見上げても星にあふれ散らばる、夜と星だけの世界。
その量たるや、半端ないです。視力が良くない私が見えてしまう星、星、星の群れ。私が知っていた星空がどれだけ星を隠しているかを思い知らされます。
天の川は端から端までその存在がくっきりと主張され、数え切れないほどの流れ星を見送り、
「360度の星空、というのは すごいもので、
やっぱり ここまでしんどい思いして
ゴビに来た甲斐もあったというものだ!」
と日記に記し、星空の下キャンプで眠るワタクシ。
当時 24歳の夏。。。
今年48歳になるワタクシ、ちょっとは成長しましたかねぇ。
星の寿命と比べたら一瞬の瞬きの人生のなか、何か煌めけるものを、自分に他者に社会に紡ぎ続けて生きたいなぁと思います。
▼2.民泊ゲルのトイレ事情
遊牧民のゲルに突撃で泊まらせてもらったときのこと。
「トイレはどこ?」と聞きましたところ、果てしない平原を指され
「Everywhere(どこででも~)!」
って返ってきまして、なるほど、、、と。
延々歩き、ゲルが点くらいに見えるくらいまでの距離の草原の真ん中で、用を済ませます。心もとなさ半端なし。ここで猛獣に襲われたら私の死に様みっともないなぁ。とか思ってました。
この写真当時とったもので、ヘンテコな帽子の人が私なんだけど、こんな感じのステップ沙漠が延々と続くので、隠れる場所なんかないんですよ。そして羊ちゃんたちがいっぱいいますねー。もう羊もヤギも食べられません(涙)
そして、なーんにもない沙漠なので、夜の月の明るさが神々しく、夜にトイレに一人で行くのも全く怖くない明るさに感じられるのです。電気や都会がどれだけ、私達の光感覚を麻痺させているかが実感できる瞬間ですね。
ほんとに、周りになんもないんですよ。
柵も檻もなく放牧される動物さんたち。
平和なゴビ砂漠ツアーなのでした。
▼3. 騎馬民族の誇り
これほど普通に馬を乗りこなす国民はモンゴルくらいではなかろうか。と心底感じた国で、老若男女が当たり前のように乗ってる姿はもはやカッコよすぎです。
満面の笑みを返してくれる子どもたち!
お兄さんたちも(地面にいるより10倍)カッコよく見える!気がする!
私も半日くらい馬で移動する騎馬ツアーに乗ったんですが、お尻の皮が擦りむけました!騎馬族になるには、お尻の皮から鍛える必要があります。
夏はモンゴルが1番輝く季節なので、今頃になると毎年モンゴルもう一回行っておきたいなぁと思うのでした。
ということで今日はこの辺で。