ガラスの天井を、共に破ろう。
私のここ何年かの仕事の中心は、主に企業内で管理職やリーダー職(候補)をされる方へリーダーシップや組織構築、マネジメントやコミュニケーションと言ったテーマの研修提供です。
それらの研修を受ける人の男女比は、明らかに偏りがあります。サバを読んで男:女=8:2 。100%男性参加も頻繁だし、そんななかでリーダー論を語る自分を客観的に見た時、ああ私は【今はまだ】マイノリティなのだなと実感します。
私の願いは、私が死ぬまでに男女平等は当たり前になり、『ガラスの天井』が歴史上の言葉でしか出会えなくなり、普段の生活で差別意識など微塵も浮かんでこない、誰もがハッピーに生きられる社会であることです。
そのためにはまず、私自身が一番感じているガラスの天井を打ち壊さねば、ということを、恐らくは物心ついた時から感じてきたのだと思います。
(小学生の頃から、「朋子ちゃんは男だったら良かったのにね」とか言われるわけです。苦笑。そんなん選らんで生まれてきたわけではないのに。)
ガラスの天井は言葉通り目に見えづらい
(他者と自身が認知しづらいという意味)
ジェンダーバイアスが最大要因です。
だってさ、1986年に男女雇用均等法平等が出来てから何年たちました?35年ですよ。未だ均等でも平等でも全然ないでしょう?
前述した管理職男女比は、新聞にのってる他人事では無く、私が日々接する生身の生き物のリアルです。
なんでそんなに変わらないか。
男も女も意識が変わらないからです。変えない方が、ラクだから。これはだから、男性だけがとか、女性だけが、ということではなく、社会として全体で、過去意識から未来意識へアップデートをする必要があるということです。
そして変えなきゃいけないものが、見えづらいものだから。
昨日の記事に『問題解決するために必要なたった一つのこと』を書きましたが、ガラスの天井問題もまた、この見えにくい本質原因を明確にしていくことから始める必要があります。
そのためには、どうすればいいか。
内省と、対話を通じ、己を理解する。
そして行動する。
NLPの『TOTEモデル』も、似ているかもしれません。
共にガラスを破りましょう。
ストレングスファインダーでのコーチングや、
組織創り(チームビルディング)やリーダーシップ、
男女問わず自分らしいキャリアや生き方をするには、というテーマについて、これからも発信していきます。
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