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仏像と祈り

ほんの最近になって初めて小説家 伊集院靜を読む事になった。
繋がりという程の話ではないが彼が20歳台後半を暮らした逗子なぎさホテル
そこは私が結婚を披露したホテルで、その数年のち彼が7年もの間逗留したホテルでもあった。そんな縁もあってか特にエッセイをよく読んでいる。

『どんな小さなお寺にも仏像はあり、その仏像に手を合わせ祈り崇める人々がいる。千人の人がいれば千のそれぞれの祈りがある。千の祈りは千の哀しみの裏返しでもある。祈りは哀しみの克服かもしれない。』
                   【伊集院靜 二日酔い主義】より


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