成果に繋がる正しい意識を持ち続ける方法(すがけんさんの教えvol.2)
前回は年収が上がるマーケターの”構え方”とは?(すがけんさんの教えvol.1)ということで、株式会社ムーンショットの菅原健一さん(すがけんさん)の教えをシェアさせていただきました。
今回は、その続きで、成果に繋がる正しい意識を持ち続ける方法をシェアします。まだ読んでない方は是非先に前回を読んでくださいね。
(前回あるいは次回を読んでいない方、はじめまして、とりともです。
現在マーケターをやりながら、人生を10倍幸せにする幸福ナビゲーターをやっています。)
●意識し続けるでは不十分
さて、前回は”相手から見たベクトル”に意識を向けることで、
”相手にとっての”価値の創造と価値の証明が可能になってくるという話でした。
こうして何かの気づきや学びがあったとき、そしてそれを活かそうとするとき、僕たちは”よし、相手から見たベクトルを意識していこう”と思いがちです。
よくあるのが紙に書くとか、アラームとか、スマホの待ち受け画面に意識したいことを設定するとかですね。
しかし、すがけんさんは”これでは不十分である”と言います。
●なぜ、意識し続け”よう”とするのか?
そもそも、なぜ意識し続けようとするのでしょうか?
でしょうか?
当たり前ですが、意識できていないからですよね。
では、意識し続けようとして意識し続けられる状態になれるのでしょうか?
なれないですよね。
意識した瞬間は意識してますが、僕たちは常に何かを近くし、意識がどんどん変わってしまうからです。ではどうしたら良いのでしょうか?
●意識したいことを意識できる時間を長くするには
良くも悪くも意識したいことを起きている時間すべてを”明確に”意識することは無理でしょう。起きてる時間1つのことに完全に意識が集中されていたら、僕たちは生きていけなくなります。ご飯も食べないし、車にも轢かれそうですね。1つのことに何十時間も集中できないのは、自分のカラダを守るためでもあると言えそうです。
でも、僕たちは無意識的に意識できていることもありますよね。(無意識って意識がないから意識できないじゃんっていう言語的な矛盾は無視してください 笑)
例えば朝起きたら、特に意識してるつもりもなく歯を磨いたりとか。
となると、まずはその”意識したいことを意識できる時間”はできるだけ長くしていきつつも、無意識的に意識できていうるレベルに落とし込んでいきたいわけですよね。
ではどうしたら良いと思いますか?
●トリガーを使う
そこで、大切なのが”トリガー”を使うこと”です。
トリガーとは引き金のことです。
つまり、条件反射みたいなものですね。
これを意図的に使います。
そして、単に、”相手から見たベクトルを意識をする”という頭を使った感じだけでなく、つまり、無意識的に意識できるようになるコツも教えていただきました。
●お金を感謝と交換する
それはお金を払うときに「ありがとう」と言うことです。
お金を払う場面ってほとんどの人には毎日あり、1日に数回ありますよね。
お金を払う場面をトリガーにして、
このときに「ありがとう」と感謝しながら払うのです。
それがなぜ良いか。
僭越ながらまず僕の視点から言わせてもらうと、
「ありがとう」と感謝しながら払うと、意識がだんだん
「お金はありがとうの感謝の気持ちで払うもの=お客さんからもらうお金はありがとうの気持ちで払ってもらうもの」
という意識に切り替わっていくからです。
心理学的には投影と呼ばれるメカニズムに関連してくると思いますが、
すがけんさんのこの教えは人間の心のメカニズムと当てはめても、そして度々僭越ですが、僕の経験上でも確かです。
そして、すがけんさんは
「ありがとうの気持ちで払っていないと、自分はお金を払っている側なんだからという、”自分がお客”というマインドになってしまって、相手の変化量に気づけない」
とおっしゃっていました。
僕自身、感謝の気持ちでお金を払っているものの、まだまだ”自分はお客”というマインドがゼロにはなっていません。
対応があんまりひどいときはやっぱりイラっとしてしまうときはあります。でも昔に比べたらほとんどなくなりましたが、今後はすがけんさんの教えを踏まえ、もっと心をこめてお金を感謝の気持ちで払おうと思います。
●お金の使い方が変わるとお金のもらい方が変わる
多くの人はお金がほしくて、どうやってもらおうか、どうやって稼ごうかと考えます。でもお金は循環しているものなので、お金の使い方が入ってくるお金の量を大きく左右します。まず、自分から与えることは大事です。
お金を払うときにありがとうと言うことも、感謝を自分から先に与えることですよね。先に出し方を変えると入ってくるものも変わってきます。
重要なことは、お金を払うときにありがとうと言うというトリガーをつくることで、相手がお金を払うときも気持ちや価値というものに意識がいくようになります。
そして、繰り返されることで深層意識レベルに入っていくので、するとだんだん、”あんまり意識している自覚はないけど、相手からみたベクトルが意識できている”状態になっていきます。
「意識しようと思っても限界があるんですよ。身につけるためにはトリガーを正しく使わないと習慣にならないです。」byすがけんさん
●お金のもらい方も決める
そして、このトリガーを設定した上でさらに強力なのはお金の貰い方を決めることだと思いました。
なぜかというと、すがけんさんは仕事をしたとき、必ず相手に
「今月はお役に立てましたか?」と聞くそうです。
そして、もしも役に立てていないならお金を受け取らなかったり、
クライアントの実行・成長スピードなども踏まえて、「僕だとお金がかかりすぎるからもっと安くアドバイスできる人の方が今は相手にはちょうどよい」と思った場合は、その後のお仕事をお断りするそうです。
すごくないですか?
自分の収入源をどんどん減らすようなことをしてまで、
”相手の変化量”と価値の創造と価値の証明、相手が支払う金額にどう感じるか、ということに徹底されているのです。
ここまでできている人ってほとんどいないと思いますし、ここまでできると、本当に”相手からベクトル”が常に意識されているような状態になってくると思います。
僕自身お金の払い方は意識をしていたものの、お金の貰い方はここまでできてませんでした。すがけんさんのすごさを目の当たりにしたのです。
こうした差とその積み重ねた期間の長さが大きな差になっているのだと思います。
●人生を創るのは習慣
最後に。僕は人生を創るのは習慣だと思っています。人の人生なり日常生活なりには大体パターンがあります。
うまくいく人は自分なりのうまくいくパターンに意識的にせよ無意識的にせよ沿って生きてますし、うまくいかない人はうまくいかないパターンに沿ってます。
また、例えば今姿勢が悪いなら、姿勢が悪いというパターンが繰り返されていることで、将来何らかの影響がでます。
(はい、僕のことですね。正すトリガーつくらなきゃ。。)
そして、すがけんさんとお話させていただいたり、すがけんさんの発信をみていて思ったのは、小さな失敗とかはあったとしても、全体的に・長期的にみれば人生やビジネスが良い方向にいかない方が難しいくらいの意識状態を持っているということです。(この解説はまたの機会に)
僕たちがそのような状態に近くには、すがけんさんがおっしゃったように頭で単に意識するだけでは不十分です。正しくトリガーを設定して、習慣にしないといけません。
習慣が変われば、結果が変わり、人生が変わってくるというわけですね。あなたがマーケターであれば、価値の創造と価値の証明ができるような自分に近づいていけるわけです。
●価値の創造と価値の証明をするために
ということで、相手から見たベクトルを意識しようとするのではなく、
”意識できている”状態に近づけていくために説明したトリガーを使ってみてくださいね。すがけんさんのお金の貰い方も真似ると良いですね。
僕も真似します。
”相手の変化量”に常に意識が向いている人間やマーケターになっていきましょう!
お読みいただきありがとうございました!
P.S.
帰り際僕はすがけんさんにお礼を言ったら、
すがけんさんは僕に「ありがとう」という言葉をかけてくれました。
「どういたしまして」ではなく、「ありがとう」と。
そういうところから差が生まれてるんですね。
P.P.S.
自分の得た学びや気づきを今後もシェアさせていただきたいので、
感想や拡散いただけたら嬉しいです。
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