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DevelopersIO 2023が最高にアツい夏だった #devio2023

こんちゃす!外に出てないのに熱中症気味のワイです。麦茶がうめえ。

7/7 (金) と7/8 (土) にクラメソさんのイベントであるDevelopersIO 2023に参加してきましたのでそのイベントレポートです。いやぁ楽しかったですね。

DevelopersIO 2023とは

クラメソさんの年次イベントです。オフィス移転してから初の年次イベントらしく、日比谷フォートタワーの11階と26階を贅沢に使ったイベントでした。

満員御礼!全チケット完売いたしました
とのことでイベント大成功でしたね。おめでとうございます!
自分はノベルティ付きの2daysチケットを書い、無事に紫のノベルティTシャツをいただくことができました。

参加したセッションと感想

2日とも参加できたので日別で書いていきます。

7/7 (金)

初手遅刻です。久々に電車乗ったら人身にあってェ・・・。

ノベルティの水のデザインが最高ですね。たしか "ウイスキーボトル" っていう形状で、見た目まんまやんっていう話をした記憶があります。このボトルの特徴は丸形のボトルと違って平面があるのでデザインをしやすいっていう点と、薄いのでカバンに入れやすいっていう点があります。つまり最高。

実はGameWith時代にLaravel JP Conference 2019に向けてウイスキーボトル型のノベルティ水を作ったことがありまして、あの時もデザイナーさんと一緒に形とかデザインについて話してて、結果的には最高のものが出来た & イベント参加者からの評判も良かったという思い出があります。

最高の水

裏で作業 (仕事) しつつということもありなかなかセッションを聞けてなかったんですが、チョークトークなる面白そうなセッションがあったので飛び入りで参加してみました。

見たセッション : エンジニア出身人事が考えるエンジニア採用のアトラクト

こちらのセッションはエンジニア採用のアトラクトについてをテーマに、登壇者 & ファシリテーター (クラメソの方) と参加者 (エンジニア, 人事・EM)がスケッチブックを使いながらコミュニケーションをとりながら進められていきました。ちなみにアトラクトというのは「採用候補者が求めるものと自社がもつ特徴や魅力をすり合わせていくこと」とされており、簡単にいうと「こういう軸とか条件で転職先を探してる!」という採用候補者に対して「うちはこういう魅力があるからどうっすか」みたいなやり取りのことだと思います。たぶん。

セッションの詳細は上記のブログを見てもらいたいのですが、エンジニア目線と人事・EM目線とで当然考えることが違ったりするので、そんな中でどこまで内情を正直に言うか、話を盛った後のミスマッチをどう考えるのか、内定辞退の反省会はどうするのかなどを赤裸々に話していて面白かったです。

懇親会

一通りセッションが終わった後は懇親会があり、二次会で餃子を食い、三次回で担々麺を食って帰りましたとさ。

7/8 (土)

余裕の遅刻です。堂々と昼過ぎに参加しました。

この日は最後のセッションであるCloudflare亀田さんとクラメソ大栗さんとのパネルディスカッションだけ見れたらいいやくらいの気持ちでいたのですが、サブセッションでめちゃくちゃ気になるやつを発見してしまい、申込みしてなかったけど無理言って当日参加させて貰いました。

見たセッション : 初心者でも簡単!仕事で使える色彩テクニック〜美しい色の組み合わせはたった4つだけ〜

こちらは当日にタイムテーブルでタイトルと概要を見てうおおおお聞きてえ!!!!ってなったやつなのですが、デザイナーがどのように色の扱い方を考えているのかという興味深い内容でした。こちらにはエンジニアとしてではなく、カメラマンとしての人格で参加させて貰いました。

トーンマップの説明・解説が一番興味がある箇所で、食い入るように聞き入ってしまいました。

明度と彩度をまとりごとに分けたトーンマップ (登壇者様の記事より拝借)

というのも、そもそもトーンマップという概念を知らなかったため、写真の現像の時には感覚的にLightroomのパラメーターをいじっていました。"なんとなく" 露光量をプラスにして明るめに、"なんとなく" 彩度をプラスにして鮮やかに、といった具合です。もしかしたら俺の写真を見たことがある人がいたらピンとくるかもしれないですね。

一方で写真の現像に関する個人的な悩みがありまして、いつも派手めな写真でいいんだろうか、全部同じようなニュアンスでいいのか、しかしどうやったら方向性を上手く変えることができるのだろうか・・・という葛藤がありました。感覚だけで続けてきた写真であるが故、具体的に何をどうしたいのかという言語化ができませんでした。

しかし今回のセッションを聴くことで、その "なんとなく" の正体が「世の中にはトーンマップというものがあり、自分が設定したLightroomのパラメーターが実はブライト・ストロングあたりのトーンに寄せているものである」というように言語化でき、理解できるようになりました。

今後は明るめの写真が好きというのを活かしつつ、少し彩度を落とすことでブライト・ストロングからライト・ベールあたりに挑戦するという具体的な目標ができました。気づきを与えてくれて本当にありがとうございました。セッション終わった後にたいがー氏に「良かった・・・マジで良かったぁ・・・」っていう語彙の無い感想を伝えてしまいましたねガハハ。

見たセッション : どうしてクラウドと共に Cloudflare を利用するの? メガクラウドのエキスパートが対談します

(ブログがまだ出てないっぽいので出たら追記しておきます)

本日はこれを見に来たと言っても過言ではない。Cloudflareの亀田さんがクラメソ大栗さんとどういう話をするのか、真面目なのかお笑いなのか。タイトルだけ見ると (別にCloudflare使わなくても良くない?w) って思ったのは内緒なんですが、ちゃんとパネルディスカッションの中で明確に使うべき理由や利点があることを真面目に語ってくれる良いセッションでした。

パネルディスカッションの中でマルチクラウドについての話がありました。マルチクラウドっていうとDR文脈で同じシステム構成を別クラウドにまるっと構築して障害に備えるって話があります。今回の話はそうじゃなくて「各クラウドベンダー毎に便利なサービスがあるんだから良いところだけをピックアップするのもアリなんじゃない?っていうかデータ分析だけBigQuery使ってるサービスも多いでしょ(意訳)」みたいな話です。メインのワークロードはAWSで、データ分析はGoogle Cloudで、というのは当たり前のようによくある構成です。亀田さん「俺はAWSのAuroraが最強だと思うけどね」大栗さん「Google CloudにはCloud SpannerとAlloyDBがあるからわかんないですけどね」っていう謎の意地の張り合いがあって面白かったです。

1件だけ質疑応答を受け付けるよってことで周りを見ても誰も手を挙げてなかったのでこんな質問をさせて貰いました。

「メガクラウドでCloudflareを使う利点はよく理解できた。一方で運用上の観点からCloudflareで取得したデータのモニタリングをしたり、メトリクス・ログをどこかに集約したいと考えるユーザーもいるはず。そういった場合に運用コストを高めずにどのような仕組みが考えられるのか。」

要はDatadogとかNew Relicにデータを集約してモニタリングしてる人も多いと思うんだけど、そういうのって出来るの?って質問です。これに関してはCloudflareの各種ログをSaaSにプッシュしたり、Cloudflare Observatoryなる機能もあるよとの解説がありました。オブザーバビリティ(可観測性)じゃなくてオブザーベイトリィ(観測所)です。

それにしてもCloudflareさんは自由で楽しそうですね。亀田さんが生き生きしててよかったです。亀田さんが楽しそうにしてるのを見るのが好き。

ジョブボード

今回会場にはジョブボードが掲載されており、掲載している会社の方と直接会話することができるコーナーがありました。恐らくクラメソさんが担当したであろう事例や会社からピックアップしてるようで、イベントと親和性が高くてナイスだったと思います。

Twitterでは何度も言ってるんですけど、将来的には北海道 (札幌) に戻ろうと考えており、現在も会社の人事や経営企画部門とも話しています。しかし残念ながら社内では検討すらされておらず、家庭的な個別の事情がない限りは制度として固まるのは相当先になるでしょうとのお話を頂いており「あーあ、札幌にオフィス作る会社ないかなー俺が行くんだけどなー」と思って色々な方と話していたらいくつかあるじゃないですか。言ってよぉ!

懇親会

会場で懇親会をし、二次会は新橋のSL酒場に行き、最後は知り合いと一緒に別の店で飲んで優勝しました。会計も優勝です。本当に楽しかった。

まとめ

通常のセッションやらパネルディスカッションやらチョークトークやらジョブボードやらコンテンツ盛りだくさんの2daysでした。運営のみなさま、最高のイベントをありがとうございました。お疲れ様でした。