で、AWS Community Builderになると何が変わるの? #jawsug #awscommunity
こちらの記事は AWS Community Builders Advent Calendar 2023 の1日目の記事です。タイトルは最近個人的なブームになってる「で、◯◯?」シリーズです。
認定されたときの経緯についてはこちらの記事を御覧くださいませ。松井さんの紹介がなければ完全スルーでした。改めてありがとうございました!
AWS Community Builderとは (おさらい)
公式サイトを貼っておきますが、要約すると「AWSに関するアウトプットやコミュニティ活動を通して貢献した人に対して教育やネットワーキングを提供するプログラム (自薦)」となっています。
AWSのグローバルなプログラムにおけるAWS Community Builderの立ち位置や享受できるメリットについてはこの辺の記事がわかりやすかったので紹介しておきます。
AWS Community Builderになって変わったこと(企業勤めの私)
全く無いです。「コミュニティビルダー?なにそれ」って反応が99%です。
試しに偉い人に「いやぁ認定された祝いのプレスリリースとか出して貰えないっすよね?」って聞いてみたら「うちはAWSを利用してるけどAWSでメシ食ってるわけじゃないんで・・・」とやんわり断られました。人事の方にはめっちゃ褒められてHRブログに記事を書いて貰いました。自分で書くのはちょっとなぁってところだったのでほんと助かりました。人事のMさんありがとうございました。
そもそも弊社はコミュニティ活動や運営が業務扱いじゃない (登壇・スポンサーのみ) ので、何かを変えるためにはまだまだ時間と実績が必要といったところです。
AWS Community Builderになって変わったこと(AWSコミュニティに参加する個人の私)
こちらについては変化があったりしたのでつらつら書いていきます。
コミュニティを盛り上げるための熱量が増えた
そもそもAWS Community BuilderになれたのはMedia-JAWSのおかげだと思ってるので、どうやってMedia-JAWSを盛り上げられるか、安定して運用するにはどうしたらよいか、イベントのネタはないかといった目線を持つようになりました。アンテナの感度が高くなったという感じです。
[PR] Media-JAWSはこちら!!
これまでは三浦さんが旗振り役となってコミュニティ運営を切り盛りしてくれていたのですが、三浦さんがとても仕事が忙しくて連絡が取りにくい時期があり「三浦さんがいないと進められない」という状況に陥ったことがあります。これはいわば三浦さんへの依存だと思ってます。こういった状況を回避するためにイベントを開催するためのテンプレートを整備してみたり、積極的に協力してくれる人を探したり、運営メンバーに明示的に役割をお願いしたり、コミュニティ活動に明るい人を新たに招いたりと、運営の負担を分散しつつ安定して運用するための取り組みをMedia-JAWSのみんなで進めてきました。
次回開催までにやることテンプレート
- [ ] Slackに専用チャンネルを作り関係者を招待 (担当 : xxx)
- [ ] 関係者を上記の専用チャンネルにご招待 (担当 : xxx)
- [ ] キックオフやる (担当 : xxx)
- [ ] 開催日程を決める (担当 : xxx)
- [ ] 開催場所の調整 (担当 : xxx)
- [ ] 配信の有無の調整 (担当 : xxx)
- [ ] 仮でイベントページを作成 (担当 : xxx)
- [ ] 各所にSNSシェア (担当 : xxx)
Media-JAWSのリブートの話はこの辺に。
テレビ局でAWSを利用している人が集まってできたコミュニティがMedia-JAWSらしいのですが、テレビは "Media" のうちの1つに過ぎません。最近若い人に通じないと話題の4マス (4大マスメディア) はテレビ、ラジオ、新聞、雑誌です。ラジオ・新聞・雑誌 (Webメディア) についてはまだまだMedia-JAWSで積極的に関わることができていない領域です。ここについて登壇してくれそうな人・企業・ネタ・コネクションを探すといった熱量が増したのは間違いなくAWS Community Builderになったことが影響しています。
また、BrewDogで一緒にクラフトビールを飲みながらJAWS DAYSの登壇者とスポンサー探しをするといった行動力の化身であるAWS Community Builderの先輩 がおり、コミュニティへの熱量という点ではそういう人たちの影響も受けているのかなぁと思ってたりします。
ということで、来年もMedia-JAWSやっていくぞ!!!!!!
AWS Community Builderのイベントに参加することができるようになった
会社のテックブログの方にも書いたのですが、AWS Community Builderのミートアップや、AWS User Community Leaders Meetupなどのイベントに参加することができるようになりました。
前者のイベントについてはAWS Community Builderの顔合わせだったり横のつながりを作るもの、後者のイベントについては「AWSがなぜコミュニティを重視しているのか(なぜAWS Community Builderがあるのか)、コミュニティにどのような期待をしているのか」といった話を聴くことができ、改めて自分たちに期待されているものは何なのかを整理することができました。
また、オンライン開催ではありますがAPJ Community Leaders Summit 2023というグローバルなイベントに参加できるようになったのも大きなことです。APACにどれだけAWS Community Builderがいて、どういった企業で働いているエンジニアなのか知れるのは非常に興味深いことです。
しかし… 。
AWS Community Builderで活かしきれていないこと
英語のコミュニケーションがつらい
先にお伝えしておくと、自分の英語スキルは読むのはまぁOK (楽したいときはDeepl使う)、書くのはDeeplによる添削が必要、喋るのとリスニングは苦手といった具合です。稀にいる「とても丁寧にゆっくり話してくれる人」であればワンチャン聞き取れるのですが・・・。
AWS Community BuilderになるとSlackに招待され、イベントの紹介やウェビナーの案内、AWS Community Builder同士のネットワーキングの場などが提供されます。しかし基本的には英語でのコミュニケーションになるため積極的に参加できない自分がいます。もちろんこれをきっかけに英語を学ぼうという気持ちにはなりますが、正直モチベーションが高いかと聞かれるとYESと言い切れない感じです。やはり長い時間と地道な努力が必要なので二の足を踏んでしまうというのが現状です。仕事で英語のコミュニケーションが避けられないといった状況であれば話は別なんですけども。
しかし、Open Micと呼ばれる飛び込みの登壇や海外のAWS Community Builderとの交流、イベントでのパネルディスカッションという機会はそうそうあるものではありません。英語が得意ではないという理由で機会損失してしまうのはあまりにも勿体ないので、2024年はなんとかしたい気持ちではいます。目標は「海外のAWS Community Builderの友達を3人作る」にしておきます。
まとめ
AWS Community Builderになってから現状に至るまでつらつらと書いてみました。少なくともJAWS-UGでのコミュニティ活動に関しては強い影響とモチベーションを得られたのは事実です。せっかく用意して貰ったのに言語の壁でイマイチ踏み込みきれていない領域が多分にあるので、2024年はより活動の幅を広げていければと思います。
というか、2024年もAWS Community Builderを継続できるようにしないとね!!!!!頑張ります!!!!!!!