バレーボールの醍醐味は、ジュース!
ジュースって、Deuceデュースのことですけど、まあ日本人の発音って、そうした方が伝わりますよね。
野球、サッカーでは点数を最終的に取り合って多い方が勝つ。
テニス、卓球、バレーなんか、決まった点数取るまでの早さを競うのは、ジュースというルールがありますよね。
他の競技はちょっとわからないけど、バレーボールは25点を取り合う。
そして、24-24になった場合は、2点差がつくまで継続となる。
例えば、32-30とか、50-48とか。
このジュースになるっていう状況、選手にとっては嫌だろうし、できればやりたくない。疲れるから。
でも、ジュース後に負けるとすんごいショック大きい。
疲れもあって、ショック倍増。
でもしかし、ジュースを演じるということは、まさに今、好敵手と書いてライバルと直面しているということ。
全く弱い相手、または全く歯が立たない強い相手と対戦したら、あまり得るところはない。
けれど、実力伯仲の相手となら、心技体を全て出し尽くす勝負ができる。
だから、ジュースを嫌がらないでほしい。
逆に、喜んで、ほくそ笑んでほしい。
オレたちって今、目の前の奴らと同レベルなのか?ちくしょう!
よーし、ぜってー勝ってやる!
って、弱い心をさて置いて、奮起してほしい。
私は甲子園を見るたびに思う。
優勝したチームだけ偉いの?報われてるの?
そうじゃないと思う。絶対に!
甲子園に来られなかった、何千というチームが、対戦して、圧勝と完敗がある中、シーソーゲームを演じる好ゲームも、時としてあるはず。
そんな好敵手に出会ったチームは、もしかしたらあっという間に夏は終わっちゃうのかもしれないが、甲子園に出るくらい、いい体験をしているんだよ!と言いたい。
トーナメント戦って、絶対、同レベルの戦いを、少なくする仕組みだよね!
バレーボールを愛する、全ての人に言いたい。
ジュースは楽しめ!怖くはない!怖がってるうちに、一番美味しい所が終わっちゃうぞ!
ってね!