6年と147日目の話。
明日、AOI MOMENTは終わってしまうようです。
まだまだやることは残っているんですが、
気持ち含めてこのまま
迎えるわけにもいかないなと思って。
まとまってなくて長いし、
見返していても支離滅裂ですが、
今をここに残しておきたいです。
2024.9.28に脱退の話が出た。
突然と言えば突然ではある。
代わりのメンバーを入れてなどできないので
じゃあもう解散しかないのでは?
そこに行き着くまでは30秒もなかったと思う。
頭の片隅にはいつもあったつもりだけど
解散というところまで進んでしまうとは。
似たような状況は今までも幾度となくあったけど、
ここまではいかず、なんとか乗り越えてきた。
今回なんとかならなかった。
どうしようもできなかった。お手上げだった。
僕でどうこうできるものではなかったし、
そうまでする気力も尽きてしまった。
悲しみや怒りなどで
ぐちゃぐちゃになったものが生まれ
あれよあれよと解散告知
関係各所とのやり取りに追われ
そしてスケジュールには
終わりがポンと12月2日に置かれた。
すべてが消えてなくなる。
9.28からの記憶があまりない。
というか何かが起こったわけでもない。
まず起こらない。
よく泣いたなというくらい。現実でも夢の中でも。
ただ明らかなのは
誰かに存在を証明できる場所で
何よりも守らなくちゃいけなかった
無くしたくない唯一の自分の居場所
それがただ自分の手から
こぼれ落ちるのを眺めるしかできなかったことと
刻一刻と終わりは近づいてきて、
対峙させられる現実。
この3人で新たなものを発信できなくなる。
そしてその先にあったはずの
大きな舞台に立つという可能性が限りなく0になる。
きつい!
今までの活動はそれは
もううまくいかないの連続で。
でも、そんな中でもZeppでツアーを
できるくらいまでやるぞって決めていた。
そんなバンド、山ほどいる。
がんばってるだけでは成り立たない世界。
それは知ってる。わかってる!
わかってる!!!!!!!
何とか上に行けるように
一般的に言う”売れる”を目指してた。
自分のことばっかり書いちゃうけど
叶えたかった夢、
すべてが一旦白紙になってしまった。
白紙どころか、書く紙さえも
なくなったかなとも思う。今はだけど。
きつすぎる。
そんな期間だった。
いやぁ、おかしくなっちゃうよ。
ーーー
楽曲は残ります。
仮に自分がこの世からいなくなったとしても
CDの中、サブスクのデータの中、
インターネットのどこか
僕がAOI MOMENTで
ベースを弾いたという証は残る。
このバンドで弾いたベースには絶対的な自信がある。
自分で考えたフレーズは一度たりとも妥協はしませんでした
それが出来たのも楽曲ありきではあります。
(尊重してくれたメンバーに感謝)
それも聴いてくれる人がいる限り、
そこに存在し続けることができます。
でも僕は聴いて知ってくれているあなたと
実際に自分の目で見て
もっともっと時間と価値を共有したかった。
AOI MOMENTをもっと大きくしていきたかった。
何とか切り替えて100%綺麗さっぱり終わり!
ってこの2ヶ月のうちにしたかったけど、
なにも変えられませんでした。
次に向かうチャンス。だなんてまだだめだった。
明日は目の前にいる人のために
ベースを弾くことだけを考えています。
あともちろん自分のためにも。
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12/2、音が鳴り止んだとき
僕は僕でいられるか、正直自信がないです。
音が鳴り止んで、時間が経ったとしてもそこにいるのは僕なのかはわからない。
漠然とあるのは、趣味じゃなくて
第一線でまだベースを弾いていたいし
立ちたい場所はあって
いつか会いたい人だっています。
どうなるか、わからないけど
一年後だっていなくなってるかもしれませんし。
6年と148日。
前身バンドを含めるともう、10年くらい。
少なくともそれは明日で終わるようです。
今までAOI MOMENTを
気にかけてくれて好きになってくれて、ありがとう。
こんなことになるなんて。ねぇ。