戦術を練りたいなら忘れてはいけないよ。
戦術を作るときの基礎中の基礎として
このソフテニ図書を読んでる方には覚えて欲しいことがあります。
それは…
必ず人には得意・不得意がある
ということです
意外と自覚しているようで
うまく使えていない選手が多いので
今回はこれについての図書にします。
自分が苦手なコースは相手も苦手かもよ??
すごく単純で言葉通りなのですが
『自分が苦手=相手も苦手』かもしれない
そう考えたことはありませんか?
例えば
ソフトテニスをしてる人は
1度はつまずくバックハンドがありますが
習得するときにあなたは
どんなことに悩んできたでしょうか。
✔︎真っ直ぐボールが飛ばない
✔︎スライス回転が勝手にかかってしまう
✔︎走らされると打点が詰まってしまう
✔︎引っ張りや流しと打ち分けできない
etc…
たくさんの壁にぶつかって来たと思います。
あなたが苦しんできたその壁…
相手も今ぶつかっているところかもしれないですよね?
そう考えると試合で狙うことは
当然だということはわかると思います。
そんなのはわかってるって言いたいよね。わかるよ。
じゃあ、あなたがどんなに練習しても
精度が高くならない展開や打ちにくいコースはいくつあるでしょうか?
グリップやフォームによっては
明らかに精度が上がらないコースや展開は残念ながら存在します。
それをあなたは把握してますでしょうか?
さらにいうと、
自分のチームやペアで精度が上がっていない
コースはいくつあるでしょうか?
今から3分以内に書いてみてください。
(正直3分もあれば最低10個は誰でも出せます)
書き出したら終わりではありません。
仮に対戦相手が自分だった場合には、
どうやって意図的にミスを引き出しますか?
精度が低く成長しにくい苦手分野をどう攻めるかです。
"意図的に"が重要ですよ
後衛なら相手と撃ち合う中で
どうやってミスを意図的に引っ張り出しますか?
バックハンドが苦手だったとしても
✔︎遅いボールなら打ち返せる
✔︎弾道が高いボールなら打ち返せる(ロブなど)
✔︎定位置に来たボールなら打ち返せる
etc…
苦手の中でもまだ返せるところに
来たボール"なら"
ミスを誘うことは難しいかもしれません。
そう考えた時、
対戦相手の自分を10本中7本はミスさせるためには
どんなボールを打つべきなのでしょうか?
ただ苦手なコースへ打つだけでは不十分です
ある程度ラリーができるようになった選手なら
当たり前にできることです。
だからこそ、
精度が高くならない展開や打ちにくいコースを
見抜く力が必要になってきます。
これが戦術を作るための
『基礎中の基礎中の基礎・・・・・。』です。
戦術を考える時、展開作りを先に考えてはいけない。
どうしても戦術を練る!というと
展開をどう作るか?ばかり考えるんですけど
展開の作り方より前に
相手をどうやってミスさせたいか?
を先に練らないといけないんです。
✔︎展開作りを考える
✔︎相手をどうミスさせるか?
同じじゃん!
って言いたくなるのもわかりますが違います。
『展開作りを考える』ことは
得点するための”流れ”であり、数学で言う途中式です。
『相手をどうミスさせるか?』は
得点する”形”であり、目標を決めることです。
①相手がミスしやすい分野はどこかを観察する
②ミスさせる形を決める(目標)
③結果的にミスさせる道筋を考える(戦術を練る)
④実行する
⑤ポイントを獲得する
この5つを順に進んでいくのが
戦術を作る上での基礎です。
自分の得意分野で攻めるばかりが
戦術を練るものではありません。
ここを理解すると日頃の練習で
チームメイトやペア、対戦相手を観察する
思考力は勝手に身についていきますよ
ぜひトライしてください。
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by ソフテニ図書館オーナー,sho