飲み屋の行末
こんにちは。
夜の仕事。いわゆるナイトワーク業界に携わって十数年。
私はその業界を昨年2018年末で引退しました。
私が夜の業界に飛び込んだ十数年前は、ちょうどネオヒルズ族といわれる人たちが増えてきたりしている時で、キャバクラなどの飲み屋が流行り、今ではメジャーになっているガールズバーなんかが出始めた頃でした。
当時はナイトワーク業界の未来も明るく、独立のために皆んなが切磋琢磨する、そんな世界。
なぜ引退したかというと、
「もうこの業界は長くはないな」
そう感じ始めたからです。
時代の移り変わりと共に、廃れていくのは自然の摂理です。
街中を見て歩くと、今は閉店した、パブやスナック、キャバレーなどの廃屋が軒並み揃って残っていたりして、いずれキャバやガールズバーもこうなる未来がやって来るな。と感じずにはいられません。
お客さんも高齢の方が多く、若者が滅多に来ません。
私の若い頃は、居酒屋の後は夜のお店に行くという流れはお決まりで、切り離せないくらいセットな流れでした。
今の若い方は居酒屋で飲んで解散してしまうのでしょうか。
お客さんは高齢の方がほとんど。
そんな業界の未来はきっと明るくはないでしょう。
これからは様々なことが目まぐるしく変化する時代と言われています。
何事にも柔軟で、変化に適応できる力が必要でしょう。
時代に取り残されたら終わり。
「近頃の若いもんは…」
なんて言葉も終わりにして、素直に受け入れて認めること、そして自らもそれらを取り入れてみることが大切なのではないでしょうか。