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【雑記】島根旅行(2)
三隅を過ぎてから、浜田を出るまでが異様に長かった。
ただ、この辺りはいたるところにまだ開通していない山陰道(高速)があり、時々高速道路を走ることができた。いたるところで工事をしていたので、数年後には県庁所在地の松江まで高速で行くことができるようになるかもしれないと思った。
浜田の市街地を抜けたら、江津市に着いた。ちなみに「ごうつ」と読むらしい。ずっと「えづ」と呼んでいたのだが(熊本に江津湖という湖があったので)、標識を見て「ごうつ」だと判った。
長い長い浜田を過ぎたら、江津に着き、比較的快調に大田市まで着いた。一瞬石見銀山に寄ることを考えたが、ここでちょっとした欲が出てきた。
当初の予定では、出雲大社を最終地点にしていたのだが、少し頑張れば、宍道湖を横目に見ながら、松江まで行けるし、さらに頑張れば鳥取の境港まで行けるかもしれない。
そこで出雲から宍道湖を目指したのだが、出雲の市街地で渋滞に巻き込まれてしまった。やっと出雲の市街地を抜け、出雲空港から宍道に出て、宍道湖が見えたときには、16時過ぎになっていた。
松江に行ってから出雲の宿に戻るころにはかなり遅い時間になるため、松江まで行くのは断念して、しばらくは宍道湖の眺めを楽しむことにした。
前日に雨が降っていたためか、湖の色はわずかに茶色がかっていたが、こんなに大きな湖を見た息子は大喜びだった。
あまり遅くなると旅館に迷惑がかかるので、宍道湖を一周して宿に向かうのは断念した。
暗くなってから到着した旅館は、昔風の旅館だった。
昭和に建てられた建物のようで、古かったが、海のそばで、部屋からの眺望は最高だった。部屋も広々としていて、快適な空間だった。
ただ、波音がすごくてうるさくて夜は眠れなくなるのではないかと思うほど。
なんとなく風情のある旅館という感じ。
妻は温泉に行って大満足のようだった。
(続く)
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