【紹介】小さな受験生たちについて
第七章で「小さな受験生たち」はいったん完結する。
現在、塾の寺内先生視点でのプロローグを書いている。
400字詰め原稿用紙にすると、おそらく約450枚程度になると思う。
この先も書く予定はある。登場人物の6月以降から2月の中学受験にかけての話になると思う。
新しい登場人物も出すつもりだが、今までの登場人物が受験に成功するかどうかも一人一人書いてみたい。
こういうオムニバス形式の短編集を書くのは初めてだし、ミステリーとかホラー以外の小説を書くのも初めてだった。
私にとって、いろいろ初めての試みだった。
このシリーズは一週間後いったんクローズして、一つの作品にマージして、推敲しようと思っている。
第二部は今まで通りオープンにするけど、仕事が忙しくなってきたので、なかなか書けないかもしれない。
考えてみれば、子供の頃児童文学が大好きで、「大きい一年生と小さな二年生(古田足日)」とか「マキオのひとり旅(生源寺美子)」とか、親に買ってもらって、本が擦り切れるほど何十回も読んだ記憶がある。
一番親しい従兄に「おれ、人が死ぬ話苦手なんだよな。人が死なないやつはないの?」と聞かれたことを思い出した。
ミステリー好きの私はそのとき初めて、「そういう観点があったのか」と驚いた。
長編で、初めて人が死なない話を書いたのが「小さな受験生たち」になった。
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講談社から「虫とりのうた」、「赤い蟷螂」、「幼虫旅館」が出版されているので、もしよろしければ!
(怖い話です)