【雑記】高千穂峡

息子の中学は土曜日まで授業がある。

したがって家族で遊びに行けるのは日曜日しかない。
平日はガッツリ勉強してもらって、日曜日はどこかに遊びに行く、というのが我が家の決まり。

前回の日曜日は高千穂に行った。
息子が生まれる前に妻と行ったことがあり、妻も行きたがっていたからだ。
地図で見た限りでは、熊本からだと、意外に近い。

行きは北回りの大津⇒南阿蘇経由で行ったが、阿蘇まで車が多くて、少し閉口した。のちになって、宇土⇒山都町の南回りのほうが快適だということが判った。

高千穂へは２０年ぶりだが、天草のように観光地で人がごった返しているわけではなく、新しい道ができて便利になったほかは、ほぼ昔のままだった。

高千穂の柱状節理

息子もこんな場所に来たのは初めてで、大興奮していた。
特に柱状節理に大喜び。

意外に近いことがわかったので――あくまで個人の主観だが――ここへはまた来ることにした。

【補足】
後で調べたら、このまま東に進むと延岡まで行けるらしい。
坊っちゃんでこれでもかとディスられた延岡。
あまりにひどいので、引用すると、

延岡と云えば山の中も山の中も大変な山の中だ。赤シャツの云うところによると船から上がって、一日馬車へ乗って、宮崎へ行って、宮崎からまた一日車へ乗らなくっては着けないそうだ。名前を聞いてさえ、開けた所とは思えない。猿と人とが半々に住んでるような気がする。いかに聖人のうらなり君だって、好んで猿の相手になりたくもないだろうに、何という物数奇だ。

「坊っちゃん」夏目漱石

だいぶディスっているので、逆に興味が湧く。
漱石先生、松山のことも「不浄な地」、大森のことも松山と同程度の漁村とディスっているので、言いたい放題である。

そう言えば大学時代の友人で延岡出身の同級生がいたなあ。

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