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雑記

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2021年1月の記事一覧

【雑記】亡き義父の想い出

歌人だった義父の短歌集が、実家で見つかった。 ずっと探していたものだ。 歌集の著者近影で、…

【雑記】プログラムとミステリー

私は現在IT会社を経営している。 会社は企業用の業務パッケージソフトを開発して、それを販…

【雑記】第2回THE NEW COOL NOTER賞について

とある方に勧められて、第2回THE NEW COOL NOTER賞に応募した。 すると、とても丁寧に講評し…

【雑記】禁酒の心を読んで

私は正直言って、若い頃太宰治があまり好きではなかった。 しかしいろいろと読んでいると、面…

【雑記】夏の葬列を読んで

だいぶ前に、夏の葬列を読んで、山川方夫が好きになった。 以来、青空文庫で他の作品も読んで…

【雑記】唐津旅行(1)

昨日は親子三人で唐津に行った。 6年になると、日曜日は毎週テストがあり、3人で出かける機…

【雑記】唐津旅行(2)

海岸まで出ると、息子が左方を指さす。 「ほら、唐津城が見えるよ」 息子の指さしたほうを見ると、たしかに小さく唐津城が見える。 見渡すと、たしかに8kmはあろうかと思われるアーチ形の松原がある。 福岡県宗像市に「さつき松原」という松原がある。玄界国定公園の一環として神湊から鐘崎まで続いている。 我が家からは比較的近いので、ここへは家族で何度も行った。全国白砂青松100選にも選ばれているらしい。 「虹の松原を見ると、さつき松原が小さく感じるね」 息子が言うが、さつき松原だって5

【雑記】唐津旅行(3)

唐津城に着き、車を停めると、城の反対側に風情のある橋がかかっている。 息子が橋まで走って…

【雑記】唐津旅行(4)

城に入って、唐津城の歴史について学ぶ。 ふむふむ、築城したのは寺沢広高と。ん? 寺沢? …

【雑記】小説新人賞について(1)

一度でも小説の新人賞に応募した人ならわかると思うが、かなり辛い。 まず、新人賞を獲って作…

【雑記】小説新人賞について(2)

半年かけて、魂を込めて書き上げた作品を、賞に応募するわけである。 応募数は賞にもよるが、…

【雑記】小説新人賞について(3)

自分の経験で言うと、最終選考に残って落選したときも辛いが、なんの音沙汰もなく落選したとき…

【雑記】小説新人賞について(4)

純文学の世界はよく知らないが、少なくともエンターテインメント小説であれば、「読者がすごい…

【雑記】小説新人賞について(5)

どうやったら賞を獲れるんだろう。どうやったら選考委員を感心するものが書けるんだろう。どこかにすごいトリックないだろうか。誰も考えついていないぶっ飛んだネタはないものか。才能のない私は寝ても覚めても、そんなことばかり考えていた。 いままでにも小説はそこそこ読む方だったが、勉強のため、手をつけなかった分野の小説も相当読んだ。それでも編集者など読む専門の方に比べれば、私などまだまだ全然足りない。 「自分の感性を大切にしたいんで、人の小説は読まないんです」なんていうのは、単なる戯言