危機

これで3回目の登場であるが、例のチェロ奏者(今回は出てこないが)の話である。

駅へ行くと、今回はチェロ奏者ではなく若い男の歌手がいた。

毎度書いているが、チェロを聴く人間は私がその場にいた時にはほとんどいない。

しかし今回、若い男の歌手には聴衆がいたのだ。

それも全員女。

私は無性に腹が立った。

男の音楽ははっきり言ってクソ。

自作の曲ですらなく、優里のドライフラワー。

素人のカバーになんの価値があろうか?

私は音楽の弱さを、無意味さを、くだらなさを改めて痛感させられたのだ。



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