Casa BRUTUS -ART HOT LIST-
ここんとこ美術館と縁がある
DIC川村記念美術館に行った数日後の話。
ふらっと入ったコンビニの雑誌コーナーで、ふと雑誌を手に取る。
Casa BRUTUS「見逃せない秋のアート100」と書かれていた。わからないものを知りたいと思うのは正統派な好奇心だ。私にとってアートとは、単なる好奇心。それも「本気でよくわからない」故の好奇心。
そんなわけで、見返すかわからない1000円以上もする雑誌を、単なる好奇心で、たまたま偶然コンビニで購入することとなった。DIC川村記念美術館も載ってた。
こうやって一覧で見ていると、日本には実に多くの美術館がある。日本にはどれだけの美術館があるのだろうか。Google先生調べによると・・・
美術館の数ランキング
長野県(345館)
北海道(331館)
東京都(312館)
入場者数ランキング(2021/06/01)
国立新美術館(285万人)
金沢21世紀美術館(255万人)
国立科学博物館(247万人)
美術館の数もさることながら、来場者数もすごいな。ちょっと意外。そして金沢???
金沢の友人は、天気が悪くて気鬱になる土地、と常々言っているが、人気の観光地であることに変わりはない。それでも美術館の入場者数第二位とは驚きだった。長野や北海道は、数は多いけど来場者は少ないってことだね。この疑問についてはこのような記事があった。
金沢21世紀美術館の目指すところ
気持ちとお金に余裕のある中高年狙いではなく、あくまで子供を主眼に置いた作品展示をしているとのことです。子供少ないのに、公園感覚で日々訪れやすい場所、ということなのか。
美術館を訪れた際にいつも気になるのは、椅子に座ったスタッフがピシッと背筋を正して微動だにしないところ。
美術鑑賞は静かに見るべし精神はインストールされているが、息の根を止める勢いで同伴者とも囁き声で話すみたいな、あれは実に窮屈で退屈。表に出るとホッとするまである。もう少し自然なスタイルで鑑賞できたらなと思うなどした。