Peaceful American Constitutionalistsの情報(10月16日)

Ingersoll Lockwood, Inc.社(以下、IL社)が10月13日に立ち上げを決めた、COVID-19の圧政に対抗する団体、Peaceful American Constitutionalists(「平和的なアメリカ立憲主義者」。以下、P.A.C.)。
詳しくは、Qリプトラベラーさんの記事に解説されています。

私は、個人的興味と賛同の意に加えて、翻訳した『-1900- or, THE LAST PRESIDENT』の翻訳権について確認する必要性もあったことから、100ドルの寄付をしてみました。
FundRazrに記載された750余りのActivityを眺める限り、日本在住の日本人で寄付をしたのは多分私くらいのものだと思いますので(Qリプトラベラーさんも見かけたかも?)、今後時々、P.A.C.に関する情報をnoteに投稿していこうかと思い立ちました。
当初は、noteには書籍や出版に関することだけ投稿しようと思っていたのですが。私が参加しているSNS(TwitterとTelegram)を眺める限り、あまりにも国内で注目している人が少ない様子ですので…。

ということで、FundRazrのStoryが更新されていたので少し紹介します。
現在、次のようなタスクを進行している模様です。

①ネバダ州にて合同会社(LLC)としてのP.A.C.立ち上げが進行中で、メンバーとチームを保護する。
②銀行口座の開設…明日から3~5営業日以内に実施。
③ポータルサイトの立ち上げ…進行中…
④メンバーにe-membership IDとポータルのパスワードを送る。
⑤Quickbooks Online(※オンライン会計システムの一種)と会計士の準備(メンバーへの公開)。
⑥受付、800#(※恐らく、弁護士の全米ネットワーク、1-800-ATTORNEYを指している?)、管理者、主任弁護士の採用。
⑦50州の市民権/憲法関連の弁護士を絞り込む。 成功報酬型の契約を結ぶ。
⑧ポータルサイトでメンバーにテンプレートを提供する。手紙、古い法律を使ってビジネスを個人の集団に変えること、各州・郡ごとに。
⑨財政的な制約がある中で、会員を擁護し、戦うべきケースを決定する(※恐らくトリアージ的な判断をする)。
⑩会員数を増やし、弁護士のサポートを増やし、より多くのケースを引き受ける...

眺めていると、とにかく法律に則った上で、現実的で有効な対抗策を取ることに、真剣に集中している様子が伝わってきます。
個人的に気になるのが⑧で言われている「古い法律」。1776年7月4日のアメリカ独立宣言時点に立ち戻って、企業や職業を市民の手に戻すということを意味しているのではないかと思われます。

さらに、ここからは寄付をした人だけがわかる情報を少々。
今日になって、クレジット会社からFundRazrでの寄付分の請求が確定したメールが届きました。
13日には10万ドルに達していたので、数日遅れたのかなくらいに思っていましたが、どうやら締め切り間際になって「やっぱりお金返せ!」と主張したユーザーが数名出て、その分を返金してまた10万ドルに達したのが昨日か今日だった、ということのようです。
これは、今日IL社から寄付者に届いた「ピースフル・アメリカン・コンスティテューショナリストへようこそ! P.A.C. LLCはもうすぐです...」と題されたメールに記載されていました。
てっきり非営利公益法人(nonprofit public benefit corporations)などにするのかと思っていましたが、上述①の通りP.A.C. LLCと名づけられる合同会社になるのですね。合同会社は、出資参加者一人ひとりがある程度の権限を持つ会社形態で、P.A.C.が目している団体の性格上、ふさわしい選択と思います。

P.A.C.はテレグラムにもチャンネルがあり、そのアカウント名もアメリカ独立宣言の年にフォーカスしていることを示すようなものになっています。
現時点での参加者は240名程度で、COVID-19圧政に関する現況や、実際に職を失いそうになりながらも対抗の意思を示す、いずれも真剣で前向きなコメントにあふれています。
EU諸国はじめ世界中でワクチンやパスポートに反発する大規模なデモが行われていますが、そうした行動のより具体的かつ法的な根拠に立脚した形を、P.A.C.は具現しようとしているように見えます。

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