1号艇が飛ぶと予想する時の軸
自分はどっちかな?とよく考える時がある。競艇で賭けていくときに自分スタイルを見つけて、最終的な予想の根拠を持たないと、負けが込むと捲り頼りになり大負けを呼ぶが、通常の予想で差し得意選手or捲り得意選手どちらの予想を軸にするか、まだ未熟な自分はどうしてもオッズ配分の時に捲り傾向で配分してしまう。
捲り予想のデメリットは、4カド選手を1着予想してその通り捲っても①が沈まないことが多々あるし、4-3目がそこそこ出る。加えて3着予想が難しいので4-5、4-1は紐を均等配分にしないといけないので、5-4-9が資金的に圧迫する。4カドに可能性があるレースは2連単の④絡みは安すぎる。そして4-6-9の買い目抜け…
実績の分析を行っていないので確かなことは言えないが、捲り選手を軸に考えるのではなく、捲られた後の差し残りが誰か?を予想して2・3着固定して買う方が良いのではないか?と考えている。差しが上手な選手の特徴は1着が少ない。=器用貧乏。3連率が高く1着率が低い。1着も獲れる差し屋は「オールラウンダー」と言うことなので皆さん知ってるS級選手。
差しが上手な選手の走法は、2コースの場合、3コースにハマる引き波を作らせない。つまりレースの前方イメージ力より、「後方イメージ力」が豊富なんだと思う。そういう選手は後続艇の動きを読んでゆっくり回ることにも恐怖感が無いと見える。ベテランに多いように感じるかもしれないが、間違いなくこの感覚はセンスと師匠だと思っている。
ただし、これは女子戦ではまた違う。女子選手は「捲り」に自信がある選手はスタート同体でも2コースから捲りに行く。ここで3コースが「あえて2コースに捲らせる選手か?」を知っていると予想が立てやすい。女子戦は特に2-4からの捲りで1が残りレースが多い。だが3コースが最初から差しに構える選手だと、インを占有する分1コース選手より2着に残りやすくなる。これが女子戦で多い「2-3-1」の正体だろう。
伸び仕様の調整スタイルが菅選手、藤山選手、高田ひかる選手の活躍で期待できるようになった今、この選手たちから万舟狙う方が難しくなって来ている。ましてや捲り予想でいーーーちばん辛いのは転覆だし、割と起こるから困る。同じ中穴予想になるなら「差し得意選手」を2-3着の軸にして点数を絞る方が期待値が高そうなので、買い方を研究していきたいと思う。
ちなみに、師匠が中野次郎選手で他の若手よりも選手経験が3年以上長くなる生田波美音選手は、近い将来3連率がぐんぐん上がる予感。中田夕貴選手も2コースからは絶対押さえたい。
バランスの取れたS級オールラウンダーの多い静岡支部だが、菊池孝平選手は「差し得意選手」の代表と私は思っている。長嶋万記選手も、だ。