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自主イベント【TOKYOかんこう】開催に向けて紹介兼ほんのり考察する

お疲れ様ですMizzyです。まずは下記Xポストから。

ということで、遠方で丸一日都合つけて公認自主イベントを開くなんて生涯これっきりな気もするので(現在挙手いただいてる参加者さんが濃厚な方々多めなので必要ない気もしつつ)折角なので自身のイベント紹介兼ほんのり考察記事を書いていきたいと思います。

大会ルール

サポート「かんこうきゃく」と共に様々なスタジアムを巡る旅バトル
◆ スタンダードレギュレーションに加えて以下を使用可能です
 ・スタジアム(Aマーク以降)
 ・サポート「かんこうきゃく」(Bマーク)
◆ 対戦に勝利時、基礎点3点に加えて、対戦終了時に”場またはトラッシュにある自分のスタジアムの種類数+かんこうきゃくの枚数"が勝利点
◆ 旅の思い出(合計勝利点)が一番多い人が優勝です

色々ある「過去の〇〇が使える」系イベントですが、およそスタジアムがメインなのでそこまでのパワーカードがあまり多くありません。その分、現在のスタンダードレギュレーション(以下スタン)のデッキそのままでも参加しやすい、丸めの特殊レギュレーションバトルとなってます。
もちろん一部強いカードもありますし、スタンのポケモンとで新たなコンボの可能性もチラホラ見えたりもするので、そこも楽しんでもらいたいです。

それではまず、使用可能な過去カードをざっくり紹介していきます。

使用可能な過去カードの紹介

サポート「かんこうきゃく」

スタジアムを巡ってくれる今回の主役の1枚。
山札からカードを引ける効果であり、自身が勝利時のポイントになりつつ、同時に勝利ポイントになるスタジアムのトラッシュも狙えるカード。
最大5枚までのドローということでセレナやゼイユに近い使用感ながら、必要カードを保持しつつ引けて偉い。

スタジアム【Aマーク編】

日輪の祭壇
月輪の祭壇
せせらぎの丘
エーテルパラダイス保護区
喰いつくされた原野
虚ろの海
テンガン山
ウルトラスペース

【月輪の祭壇】
超悪の逃げエネを2個減らせる便利な効果。悪タイプについては後述のナイトシティが選択肢になります。
【せせらぎの丘】
水闘のたねポケモンを並べます。該当デッキでのアタッカーたねポケモンはもちろん、ポフィン非対応のかがやくゲッコウガを出したりできます。
【エーテルパラダイス保護区】
草雷の被ダメージ-30効果。カミツオロチexやフシギバナexなどの回復付き高耐久ポケモンが相性良さそうです。
【喰いつくされた原野】
悪ドラゴンの打点+10します。共によく見かけるタイプなので、採用自体は容易に検討できそうです。
【虚ろの海】
進化退化時に特殊状態を回復させない珍しい効果。毒にしておいて新弾モモワロウでデヴォリューションとかはお洒落。
【テンガン山】
山札から基本鋼エネルギー2枚を加えます。ブリジュラスexデッキは勿論、セキと合わせて強く使えるので無色デッキまで採用できそうです。

スタジアム【Bマーク編】

フラダリラボ
ヴェラ火山公園
そらのはしら
戒めの祠
サンダーマウンテン◇
ライフフォレスト◇
ヒートファクトリー◇
ブラックマーケット◇
ワンダーラビリンス◇

【フラダリラボ】
ジャミングタワーと同等の効果。複数枚入れるなら分散して採用し得です。
【ヴェラ火山公園】
ポケモンチェック時、やけどの回復判定に投げたコインがオモテでも回復をさせない効果。コインを投げる必要があったのかは今も少し謎。
【そらのはしら】
ベラカスの特性「スフィアシールド」と同効果。ドラバルトexのばら撒きを防ぐ手段として活躍してくれそうです。

以下は「◇プリズムスター)」というルールを持つスタジアムになります。これらは強力な効果を持ちますが、トラッシュに置けずにロストゾーンへ送られます。(今大会ルールにおいてロストゾーンは加点の対象にならないのでご注意ください)

【サンダーマウンテン◇】
雷タイプのワザに必要なエネルギーが雷1個分減ります。主にはミライドンexデッキで強く採用できそうですね。
【ヒートファクトリー◇】
手札の炎エネルギーで3枚ドローするスタジアム。強いけどまだ炎デッキはマグマの滝つぼに頼りたいシーンが多々あるので少し難しいかも?
【ブラックマーケット◇】
悪エネルギーのついた悪ポケモンがダメージできぜつしたとき、相手の取れるサイドが1枚少なくなる効果。あだうちやばねトドロクツキとか良さげ。
【ワンダーラビリンス◇】
フェアリーポケモン以外の、ワザに必要なエネルギーが無色1個分多くなる効果。スタンではポケモンリーグ本部の上位互換として扱えます。

スタジアム【Cマーク編】

トキワの森
シオンタウン
タケシのニビシティジム
カスミのハナダシティジム
無人発電所
ダストアイランド
格闘道場
巨大なカマド
ブリザードタウン
ナイトシティ
ポケモンけんきゅうじょ
まどろみの森
混沌のうねり

Cマークは種類も多くて効果も強いです。
【トキワの森】
持ってこれる枚数が1枚の大地の器。器多投デッキに5枚目としての採用も良い。汎用性がとても高く便利な反面、相手にも強く使われるのはご愛敬。
【ダストアイランド】
トレーナーズ効果でのバトル場入れ替え時、毒は回復せずに次のバトル場に引き継がせます。ナイトワンダラーの毒関連カードとのコンボがあるかも?
【格闘道場】
(ウルトラビーストを除く)闘エネルギーがついたポケモンの打点をあげるスタジアム。一部ステラテラスや闘オーガポンなどの打点を上げうる1枚。
【巨大なカマド】
前述の「トキワの森」が炎専用に尖りました。大地の器と同じく2枚もってこれます。これは流石にソウブレイズexでの採用が強そうかな。
【ブリザードタウン】
バイバニラの特性「ごっかんルーム」と同効果。相手の番に貼り換えられる可能性はあるものの、2進化ラインより採用の負担が少ないのは評価。
【ナイトシティ】
悪タイプのたねポケモンのにげるエネルギーが無くなります。モモワロウexが似たようなことをやれるので、モモワロウ不採用の悪デッキにどうぞ。
【まどろみの森】
ねむりからの回復にポケモンチェックで2回オモテを要求するカード。個人的には先日登場したマシェードと組み合わせてみたいです。
【混沌のうねり】
これが場に出ているとき、貼り換えてきたスタジアムを出させずに諸共トラッシュに送るというユニークテキストでありながら汎用性の高いカード。

スタジアム【Dマーク編】

トレーニングコート
ターフスタジアム
ガラル鉱山
ルミナスメイズの森
ローズタワー
スパイクタウン
シュートスタジアム
キルクス温泉

【トレーニングコート】
トラッシュから基本エネルギーを1枚手札に戻します。きわどい盤面での「かくしふだ」1回で救われる命もあると思います!
【ガラル鉱山】
タイプを問わず逃げエネを2個増やすコントロールデッキ御用達のスタジアム。バトル場でロックしながらのフーディンexとかも良いかも知れません。
【ルミナスメイズの森】
ワザでのコイン結果を1回やり直せます。昔は同等効果の特性もありましたが今はまだ帰ってきてませんね。ウミトリオやガルーラexなど。
【スパイクタウン】
番中にバトル場からベンチに戻ったならそのベンチポケモンにダメカン2個を生み出せます。いまならマシマシラが強く使えそうです。
【キルクス温泉】
たねポケモンの被ダメージ-20効果。高HPを持つタケルライコexほか古代のポケモン達や、バッフロンと重ねて-80とする無色タイプとも高相性です。

スタジアム【Eマーク編】

あくの塔
みずの塔
ダイ木の丘
頂への雪道
いにしえの墓地
ファッションモール
結晶の洞窟
嵐の山脈
スケーターズパーク

【頂への雪道】
「ルールを持つポケモン」の特性を全てなくす最強と名高いスタジアム。これの存在が、悪リザードンというデッキ選択を迷わせるほどに強力です。
【ファッションモール】
ポケモンのどうぐを番に1回手札へ戻せる効果。つまりエーススペックの強力なポケモンのどうぐでさえも別ポケモンとシェアできてしまいます。
【結晶の洞窟】
鋼ドラゴンのポケモンを対象に全体30回復します。両タイプともにしっかりとしたHPがあり、対象デッキは恩恵を受けやすい感じがあります。

以上、過去のスタジアムを振り返りつつ、ざっくりとしたMizzyの所感を並べてみました。コメントがないものについては、現在のスタン中には対象にとれるものがなかったり、本記事の執筆時点でピンときてないものだったりです。良かったら更に色々考えてみてくださいね。

デッキをつくろう

上記を踏まえて握るデッキを検討します。とは言ってもほとんどスタン環境なのでそんな大げさな感じではないです。ただ、今大会ルールで勝利点を稼ぐには対戦勝利に加えて「かんこうきゃくの枚数」と「スタジアムの種類数」が必要になります。そこで、ペパーやナンジャモが多く採用されがちな現行デッキ群の中、どこまで「かんこうきゃく」を採用を検討するのか、また同様に、現行デッキ群との強いシナジーを生み出す過去のスタジアムを見つけるも、それを多く採用するのか、それとも種類数を増やして加点幅を高めるのか、その辺を楽しんでデッキ構築してもらえたら幸いです。
結局、自由枠多めのデッキにピン刺しスタジアム&パーフェクトミキサーの採用が最強だったりするかもしれません笑

使ってみたいカードを持ってない

そちらにつきましては是非、開催会場の店舗様にてお買い求めくださいー

さいごに(本記事について)

ご存じの方も居られるかもですが、Mizzyは一風変わったイベントを好んで開催しています。まぁそれは一般的なスタンダードレギュレーションで対戦する機会が十分にあるので自身までが開催しなくても…という気持ちもそうですが、少し変わったルールを提供することで、そのルールにおける【俺の最強デッキ】を閃めく瞬間だったり、そこに至る考察を楽しんでもらえたらという想いが強めです。デッキ構築を含めてカードゲームと思うので。
とはいえ世界はデッキ選択の時代であるのも確かで、ユーザはそこまで面倒な作業を求めていないのも分かります。ここではそもそもイベント内容に興味ない説は考慮しないでおきます。
そこで、イベント開催前に紹介と簡易考察を兼ねた記事というものをここ最近に書いてみたく思っていました。投げっぱなしで「考えてみて」といってもなかなか難しい部分を、記事を読むことで楽しんでもらいたいルールの理解とイベントへの興味を沸かせてもらえたら、といった狙いです。

ということで、流石に一発こっきりになると思われる今回の遠征イベントの機会に、折角なので書いてみました。もし本記事を読んでみて「なるほど遊んでみようかな」と思っていただけた方は記事冒頭のTonamelからのご参加をお待ちしています!(10月14日時点で残4席)


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