マネージャーになる❗

サラリーマンの夢「単身赴任」が始まったのは、2017年4月でした。

2017年3月に入り「4月の異動はないな」と勝手に思い込んでいたところで、突然の名古屋異動となりました。
その後の赴任先前任者との引継ぎを行いながら、赴任後の自分の姿を考えていました。

ちょうど会社としても将来への危機感からか人事制度改革が行われていた時期であり、
「自分が今後伸ばしていくべき能力は何なのか?」、「どうすれば人と差別化できるのか」を考えていました。
※補足: 人事制度改革でよりフラット化を目指した組織となり、マネージャークラスのポジション数が激減しました。

私は入社以来サービマンとして10年、その後営業も経験しながら名古屋異動の2年前からは、小さなグループの責任者(プレイングマネージャー)も任されていました。
その経験をふまえて自分なりに導いた答えが、当時社内では珍しかった「本当のマネージャーになる」ということ。
つまりマネジメントに専念していこうという事です。これを見てる皆さんの会社では、「マネージャー」と呼ばれるポジションの役割がきちんと確立されているかもしれませんが、当社においてはその様な理想とすべきモデルが直ぐに想い浮かばないのです。

やはり殆ど全員がプレイングマネージャーの中、幸運だったのは任された課が20人弱のそれなりに部下が多い課だったことです。自分が営業をしなくても何とか業務を回せる課だったこと。もちろん選択肢として営業も出来ましたよ、その決断を反対する人もいなかったので…
でも思ったんですよ、主役は私ではなく部下、メンバーであるべきだと。

最終的に「マネージャー」に専念することを選べました。カッコよく言うならば、言い訳できないように退路を断ちました。
プレイングマネージャーをしていると、よくあるじゃないですか、部下とお客様どちらかを選べなくてはいけない時が。
つまり自分が営業をしていると部下の相談から逃げられますよね、「あと聞くから」と言って… 
特に直感でこの相談面倒だし、時間が掛かるなぁと思うものが出現したら、メンバーと対峙するすることから逃げてしまうのではないかという不安が…
あと薄々とこれからは個の力に頼るのではなく、チームや組織で成果を出していくことが問われる時代になるはずだと。
また、「マネージャー」という役割とその成果が社内で求められ評価される時代が来るはずであるとも。

最後に私が「マネージャー」に特化することを選択した理由をまとめてみると、
 
・会社メッセージとして「プレイングマネージャーからの脱却」に応える
・組織内で希少性を持った人材となり差別化を図る
・新しい事にチャレンジする

現時点においては結果的に正解だったと思っています。これまで数人ですけど「〇〇さんだけだよ、今の組織でマネージャーと呼べる人は」やはり見てくれている人はいるんですよね。素直に嬉しかったです。

最後に当たり前かもしれないですけど、
自分を律し、常に謙虚でいることがマネージャーとしてほんと大切だと思っています。将来の上司が今のメンバーの中にいるかもしれませんからね。

最初なので少し長かったですかね、では次回をお楽しみに!

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