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Photo by
kazuma_jinsei
永久欠番
「永久欠番」
ん~、なんと良い響きの言葉なんでしょう。
スポーツをする者にとっては、それこそ永遠のれ。
今回はMLBの永久欠番に迫ってみたいと思います!
○― 「永久欠番」ってなに? ―○
永久欠番とは、
背番号を使用して競技するスポーツで、
多大な功績を残した人物の背番号を、
その人物の栄誉と栄光を末永く称えるために、
団体内で使用しないよう、永久に欠番にすること。
または、欠番とした番号を指します。
英語では「retired number」といいます。
○― 野球史上初の永久欠番は? ―○
そもそもMLBにおける背番号の始まりは1929年。
ヤンキースが、打順に合わせて番号を振ったのがきっかけでした。
当時の4番打者はルー・ゲーリック選手。
17年間のヤンキース所属中、
2130試合連続出場をはじめ、首位打者、本塁打王、打点王など
輝かしい記録を打ち立てました。
病気のため現役を退いた1939年、
ヤンキースは背番号4を永久欠番とすることを発表。
以来、栄光の「4」番は、永久にゲーリック氏のものとなったのです。
メジャー最多17の永久欠番をもつヤンキースでは、
ほかにベーブ・ルース氏の3番、ジョー・ディマジオ氏の5番など。
なるほど~と思わずうなずいてしまいますね。