オリンピック選手村
緊張感に満ちるオリンピック競技。
競技の合間、選手たちが憩う「選手村」は
いつからできて、どんなところなんでしょう?
─★<最初は木造コテージ>★―
選手用に宿泊施設が作られたのは1924年、
第8回パリ大会のとき。
4人部屋の木造コテージ50戸が建てられました。
日本から参加した28人もそこに宿泊したそうです。
選手村(オリンピック ビレッジ)の設置が
正式に規定されたのは、1947年。
1952年の第15回ヘルシンキ大会からは、
正式に、選手団居住区として設置されました。
─★<銀行や礼拝堂も完備>★―
戦後の選手村は、原則、全選手団を収容。
宿泊施設のほか、
さまざまな食習慣に対応する24時間営業のレストラン、
総合診療所、フィットネスセンター、各宗教の礼拝堂などの施設があります。
また、取材陣も入ることができるインターナショナルゾーンには、
ショッピングセンターや銀行、郵便局、理髪・美容室、
ディスコ、ゲームセンターなども設置。
宿泊棟は、大会後、分譲マンションなどに転用できるようになっています。
オリンピック選手村・・・
なんだかワクワク楽しそう!
選手たちの心身のコンディションをサポートするため、
いろいろ工夫されているんですね~