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手書きスコアブック 2020.8.22 東京ヤクルト-阪神 11回戦

久しぶりにセ・リーグの試合を観戦。今年のセ・リーグは読売が走り、他の球団が団子の状況。クライマックスシリーズがないので、優勝したチームしか日本シリーズ出場のチャンスがない。シーズン終盤の風景も、ここ数年とは違ったものとなるだろうか。

試合開始前は同じ順位だった両チームの対戦。西(勇)の好投でワンサイドゲームと思いきや、終盤までもつれる面白い試合となった。
西(勇)は6回まで1安打ピッチング。変化球が抜群によく、凡打の山を築き上げる。読売戦では3試合連続零封負けとさっぱりだった打線も、5回までに7得点と西を大量援護。ほぼ勝負ありの雰囲気。

7回裏に燕の若き主砲・村上が右越えに特大ホームラン。試合に負けても胸のすくホームランが見られた、そう燕党を慰めるだけの一発かと思いきや、さにあらず。8回裏には代打川端の中前打を皮切りに一死満塁と阪神二番手・尾仲を攻め立る。阪神は慌てて左腕岩貞にスイッチ。そこでベテラン青木がなんと満塁弾!

二点差まで迫られると、5000人しか入っていない球場でも雰囲気が変わったことがわかる。きっちり抑えるタイプではないスアレスが2人走者を出し、またしても青木の大飛球、はわずかにスタンドまで届かずゲームセット。

ワンサイドゲームの雰囲気からの大熱戦。主砲・ベテランの一発で最後まで手に汗握る攻防が楽しめた好ゲームだった。

20200822 SーT 11回戦-1

20200822 SーT 11回戦-2

NPBスコア
ニッカン式スコア

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