電動の乗り物が600W=50ccとなった理由は何故か

50ccが、なぜ電動の原動機(モーター)だと600Wなのか考えてみました。

考察からいえば、50ccの乗り物ってだいたい6馬力くらいのイメージがあって、走行性能的に600Wがそれ相応位だからと思っていたのですが、少し違うような気もします。

そもそも、定格出力600Wということは、最大出力ではもっと大きな値になるはずです。ということは、最大出力6馬力と比較するのは、基準がそもそも違っています

言うなれば、「最高出力の、MAX頑張った値」と、「定格出力の、まーボチボチ日常をこなした値」を比較しているようなものだからです。

そこで、50ccのパワーがどの様な出方をしているか調べてみました。

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このモンキーの表を見る限り、ノーマルの青い線に注目すると、2.5ps(馬力)くらいの最大馬力です。ということは、普段の走行では30から40%くらい使っていると考えて、0.75から1ps(馬力)といったところでしょうか。

次に、1kWとは、調べたところ、「1.35962ps(馬力)」になっています。600W=0.6kWなので、0.815772psとなります。

ということは、通常使うようなパワーという話では、定格出力600W位が50ccと同じじゃない?という話なんだと思います

一応モーターの出力と書いてあるときは、多くの場合で定格出力を表すとモーターメーカーのHPに書いてあったので都合のいい解釈ではありますが。

これであれば、ふーんそうなんだと腑に落ちますね。

そもそも、今の50ccと昔の50ccはイメージが全く違ったみたい。今の6馬力はチューニング50ccの間違ったイメージだったらしい。昔は2ストの純正で7.2psとか、バカ速いバイク沢山あったので、そのイメージでした。

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※ヤマハRZ50で、クッソ速い原付代表。NS-1じゃないのはナゼかって?それは、個人的に打倒NS-1だったからですよ笑

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