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【モトブログ#08】電動キックボード生活・近況報告

近況報告

久しぶりの更新になってしまいましたが、なかなか外出もしにくいご時世になっている今日この頃です。ちょっと、ランチをしに片道10kmくらいの移動をしてみようと思っていましたが、延期中です。

そんな休日に、少し何をしようか悩んでいたところ、スマホに知らない番号から着信が・・・

何だろう・・・と疑問を抱きながら出てみたところ・・・

電動キックボードを販売する、Swallow合同会社からの直接の依頼で、ライターとしての仕事の依頼でした。

Swallowは、電動モビリティ推進協会の発起するキッカケとなる会社のひとつで、電動キックボードの普及に向けた、実証実験を行う協会のひとつです。

今後も、noteでのブログを続け、有用な情報を公開できればと考えていますので、よろしくお願いします。

ここまでは、連絡事項で、以下本編。


本編は、交差点の右折の話をしたいと思います。

このブログを書こうと思ったきっかけは、電動キックボードをレンタルする実証実験が方々で始まった事からです。

そのレンタル事業に伴って、法律の整備は、実証実験として範囲を区切って行われています。ですので、どの地域でもそのルールで走れるわけでは無いというのが、一般のニュースではあまり言われない事実です。

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もっと、そういった条件の重要な部分は強調して報道する必要があるし、東京の明治通りや、国道246号は、レンタルキックボードでは走行できない道路という指定も、実はあったりします。

レンタルキックボードは、15km/hに速度が制限されています。50km/hや、60km/hの速度制限がある道路では、速度差が30km/h以上になるので安全とは言えないという判断でしょう。

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一般的に速度制限が、50km/hや60km/hとなる道路では、車線が2車線以上の広く見通しがいい広い道となっています(速度制限は、車の性能ではなく道路環境で決められている)。

「道が広いなら、道路の端を走るのであれば、道が広いから大丈夫」と思うかもしれませんが、それが盲点です。

まず、ヘルメットをかぶらず手軽に乗れるようにするために、原付に分類されるものから、小型特殊という分類に変更して対応しています。

このために、小回り右折での右折が必要になります。小回り右折とは、右折レーンから、交差点の真ん中を通過する普通の右折のことです(対極なのは、原付の2段階右折)。

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複数の走行レーンがある明治通りや、国道246号を例にとると、この通りから右折をするとき、15km/hしか出ない乗り物で、50km/h前後で走行する流れの中、車線変更する必要があるというのが、安全でない理由に相当するのではないかと考察します。

原動機付き自転車では、30km/hに制限されますが、それでも、道路中央へ車線変更するのが困難だから、大きな交差点で2段階右折が必要となっています。

本来、小型特殊の対象は、今までトラクターなどの小回りの利かない車両です。だから2段階右折ができないというのが、本来の目的だったとするのであれば、小回りの利く電動キックボードは、小型特殊でも2段階右折できる方がよほど安全といえます。


ここからは、昔話

便利な乗り物を、一部の事故や違反などで、みすみすチャンスを逃すのは、実に勿体ないことなのです。

昔話をすると、原動機付自転車は、カブF型などのモペットという乗り物から始まりました。現在ではTOMOSというメーカーから、ちょっと可愛い系のヨーロピアンなものが販売されています。

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モペットとは、自転車に、キット販売されるエンジンを取り付け、走る乗り物や、自転車のペダルが取り付けられ、足漕ぎでも走れるバイクといった乗り物です。

近代的には、グラフィットのモビチェンジするようなものです。

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この当時は、原付の利用で免許も不要、ヘルメットも不要。しかし、交通戦争と呼ばれ、事故死する人が多かった時代でもあります。

一部の記事では、日清戦争での戦死者より、交通事故死の人数の方が多かったとか。

そこで、原付には免許が誕生し、申請式から始まり、試験を行うようになり、現在の免許に至ります。

この話を聞くと、今の電動キックボードをはじめとする電動モビリティが、原動機付自転車と同じ轍で走っているように感じています

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以上が、個人的な意見ですが、日本国内で、個人で電動キックボードを利用する時に、原付でいいのではないかと考える理由です。

国内の交通事情を考えれば、その変化に伴ってできたものを適宜改正していくのは重要な事と思いますが、そのルールができた背景をユーザーが知ることで、字面だけでないルールを本当に知ることできると考えています。


勉強嫌いだけど克服した話(余談)

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ルールの背景を考えるという話は、そのものが持っている歴史を知ることです。つまるところ、専門的な勉強と捉えられます。

これは個人の意見ですが、多くの学生はパッシブな情報の受け取り方をしているのではないでしょうか。

例えば、テストのための一夜漬けや、言われたから覚えるといった、どうやったらこんなモチベーションで、テンションをアゲるのか分からないスタンスです。

このような勉強の仕方は、はたして本当に勉強なのでしょうか。

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勉強は、知識を身にして、自身の「認知・判断・行動」の全てに寄与する重要な話です。

例えば、数学なんて社会に出て使わないなどいわれますが、雨が連日続いていて、おとといも雨、昨日も雨、今日も雨、だったら明日も雨かも・・・という考え方は、数学的帰納法などと呼ばれる思考です。

そもそも、個人的には文系理系など、分ける方がナンセンスとも考えています。理系だって文章問題や、証明問題では国語力も問われるし、文系では、論文など論理的思考の数学力が問われます

つまるところ、勉強は、その情報を判断するために知識が必要で、知識を基に正しい判断を行えるようになるということです。

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そのものが持つ本来の目的に興味・関心をもって、知る、知識にするという勉強のサイクルが作ることで、個人的には勉強嫌いを克服できました。

勉強の仕方は、人それぞれに向き不向きがあると思います。一人で黙々とやる人、人に説明することで、知識を整理する人などなど・・・いつから勉強を始めても遅いということは無いと思うので、趣味を深めるというのが1番の勉強だなーと思う今日この頃でした。

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