2023年8月 印象に残ったエンタメ
世間的には夏休みが終わり、少し憂鬱?な9月に入りましたね。マクドナルドやケンタッキーなどでは今年も月見シリーズの販売が始まりましたが、秋とは程遠い、まだまだ暑い日が続きますね。
さて、ここからは2023年8月に印象に残ったエンタメを紹介していきます。夏休み中であったこともあり、多くのコンテンツに触れることのできた1ヶ月でした。それでは、どうぞ。
・クレイジージャーニー「立体錯視」
恥ずかしながら、この放送で「立体錯視」というものをきちんと知ったのですが、とても面白いものだと感じました。数理工学者の杉原厚吉先生による作品はどれも本当に不思議でした。杉原先生はホンモノの変態ですね(笑)。
僕は100%文系脳なので、杉原先生の作品の仕組みは正直わかりませんでした。でも、錯覚によって騙される感覚はとても楽しかったです。社会の役に立たない研究に没頭する杉原先生はかっこいいですし、彼に今後も注目していきたいと思いました。
・bananaman live O
8月は面白いライブが多い月でした。1年に1度の楽しみである、バナナマンのコントライブ。今年のタイトルはアルファベットのO。オークラさんのOでしょうか。今年もさすがの面白さでした。
バナナマンのコントの素晴らしさは、面白さの中に品があること。この2つを両立させているコント師はそうはいないと思います。テレビの第一線で活躍し続けている中でも、毎年コントを披露してくれているお二人にはリスペクトしかないです。来年2月には「赤えんぴつ」として武道館公演を行うそう。2024年の楽しみがまた1つ増えました。
・Aマッソ第10回単独ライブ『ヘンリー・ヒャッハーの帽子はどこだ?』
テレビやラジオなど、活躍の場を広げているAマッソの最新の単独ライブ。このライブも面白かったです。
発想力やセンスの高さが評価されるネタやコンビが増えてきている中で、また新しい切り口で、かつとても面白いネタを世に放つAマッソ、本当にすごい芸人だと感じました。楽しい時間を過ごすことができましたし、幕間で橋本絵莉子さんが登場したのも驚きました。あの曲はもう聴けないのかな。
・吉住第6回単独公演「ティーカップを、2つ」
お笑いのライブの紹介が続きます。SNSの評判の良さから配信で視聴しました。多くの方の感想とかぶってしまうのですが、非常に面白かったです。本当にすごかった。
全編通してミステリーのような構成になっていたのですが、1つ1つのコントのクオリティがすさまじくてびっくりしました。話が進むにつれて笑いと狂気が加速していく様がたまらなく面白かったです。配信は既に終了してしまいましたが、機会があればまた観たいですし、まだ観ていない人におすすめしたいですね。
・ドラマ「季節のない街」
最近、HuluとDisney+がセットになったサブスクのプランが解禁されたので、僕もDisney+会員になりました(Huluには既に加入していたので)。そんな僕のDisney+作品第1号はこのドラマでした。
宮藤官九郎脚本(原作:山本周五郎)による、災害「ナニ」の発生で仮設住宅暮らしをしている人々の様子を描いたドラマ。クドカン作品の醍醐味であるコミカルのやり取りもいいのですが、ユーモアにはできない人々の悲哀がとても印象に残りました。あまりにも辛くて見ていられなくなるようなシーンもありました。生きることの本質は何か、良くも悪くも「人間らしさ」を感じさせられたドラマでした。
・バラエティ「LIGHTHOUSE」
星野源さんとオードリーの若林正恭さんが、「悩み」をテーマに語り合うNetflix発のバラエティ番組。成功や挫折など、これまでに様々な経験を重ね、現在進行形で己の「悩み」と向き合っているお2人のトークには多くのことを考えさせられ、気づかさせました。
LIGHTHOUSEとは「灯台」という意味だそうで、この番組はまさしく悩める人々の「灯台」となってくれるような存在であると思います。精神状態や置かれている状況によって、様々な見方ができる番組ではないでしょうか。人間関係や仕事など、僕たちが悩むことは日々様々ですが、この番組やEDの星野さんの曲がきっと僕たちの灯りとなってくれるはずです。佐久間さんありがとう。
・バラエティ「耳心地いい‐1グランプリ」
ラヴィット!の人気企画がまさかの番組に。しかもゴールデンで。他に類を見ない新たな賞レースが今年また新たに誕生しました。
ネタの面白さよりも「耳心地の良さ」を競うというコンセプトが新しくていいなと感じました。あれほど朗らかな気持ちでネタを観ることのできる賞レースはそうないんじゃないかな。個人的にはザ・マミィとメンバーのネタが好きでした(TVerでの配信は終了しましたがU-NEXTではまだ視聴できます)。面白かったので、来年もまた開催されますように。
・ラヴィット!ロック2023
こちらもラヴィットから誕生したイベント。思いつきから生まれたものが代々木第一体育館に多くのラヴィットファンが集まる本当のイベントになるとは。ここ最近のラヴィットの勢いはすさまじいですね。
番組から生まれたアーティストのライブはどれも素晴らしかったです。個人的に特にすごいと感じたのは南波アナですね。まるで本物のB’zが登場したかのような盛り上がりっぷり。いい意味で頭おかしいですよね(笑)。ライブタイトルに2023とあるということは、来年の開催にも期待していいということでしょうか。配信チケットの売上も好評だったようですから、可能性はありそうです。
・あちこちオードリーオンラインライブ2023
夏の風物詩となったあちこちオードリーの年に1度のオンラインライブ。オードリーの戦友である平成ノブシコブシとアンガールズとともに、それぞれが抱える「心のかさぶた」を剝がしあうというものでした。
苦しい話とか辛い話を「エンタメ」に昇華できるのってとてもすごいことだな、と思いました。刺さる言葉もめちゃくちゃありながら、終始笑いっぱなしでした。6人が最高の動きをしていた痺れる試合でした。この座組で番組立ち上げたら面白いと思うな。(下のリンクからアーカイブ視聴のチケットが購入できます、9月18日の19時まで!)
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2325503&rlsCd=001
・バラエティ「バイオグラフ」
メイン解答者のラランドと伊沢拓司が出題されたグラフが誰の何を表しているのかを考えるという、新感覚のクイズ番組。これ、かなり面白かったです。
「そんなわけない」解答も交えていく感じが以前放送されていたクイズ スター名鑑という番組の雰囲気と似てて(他局ですが)個人的にはすごく好きでした。礼賛の曲が多く使われていたのも良かった。
いかがでしたでしょうか。僕は今VIVANTにハマっていて、考察動画などもよく観ているのですが、ついに来週17日で最終回となってしまいます。一体どんな結末を迎えるのか、最後まで目が離せません。今年は面白いドラマがいっぱいで、まいっちゃうな。