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2023年3月 印象に残ったエンタメ(後編)

※この記事は後編になります。前編を読んでいない方はそちらからご覧ください。


・矢野顕子&野口聡一「君に会いたいんだ、とても」

2020年に行われた、矢野顕子さんと宇宙飛行士の野口聡一さんとの対談がきっかけで生まれたアルバム。野口さんが実際に宇宙へ行って感じたことを綴った14編の詩に矢野さんが曲を付けました。

収録された曲の歌詞には、野口さんが宇宙で感じたことが描かれています。宇宙という未知数で過酷な環境を生き抜いた野口さんだからこそ表現できた詩に、矢野さんが見事な音楽をあてており、アルバムを通して壮大な宇宙の世界を感じることができました。音楽家×宇宙飛行士の化学反応は一聴の価値ありです。


・バラエティ番組「キングオブコントの会2023」

今年のキングオブコントの会も非常に面白かったです。豪華なメンバーが一夜限りのコントを披露するのが恒例になりつつあるのが嬉しい限りです。

どのコントも面白かったですが、その中でも特に面白かったものをいくつか紹介します。Paravi・Tver(4月8日まで)で視聴可能です。
・サスペンスドラマ(作:ロバート秋山)
  サスペンスドラマのそこをいじるのか(笑)。秋山さんらしい着眼点。
・亀教(作:かもめんたる)
  う大さん、改めてすごい。不気味と面白さの共存。
・ビジネスホテル(作:ハナコ)
  設定が最高でした。大人たちの最高の悪ふざけを観た。


・映画「シン・仮面ライダー」

賛否両論あるこの作品ですが、僕は好きです。仮面ライダーが好きな方、興味のある方なら楽しめる作品ではないかと思います。

およそ2時間の中にあらゆる「かっこいい」が詰まっているように思いました。バイクや空中を利用したアクションのかっこよさ、魅力的なキャラクターから感じられるかっこよさ、オリジナルの楽曲をアレンジしたBGMのかっこよさ。観ていて痺れました。「正義」のために悪と戦うライダーのかっこよさが、長きにわたって多くの人に愛される所以なのかな、と感じました。


・特集ドラマ「生理のおじさんとその娘」

生理用品を扱う会社に勤める男性会社員(生理のおじさん)とその娘の周りで起こる出来事を描いた作品。視聴を通して勉強になること、考えされることが多く、とても良かったです。

僕は実際の生理の辛さや痛みを知りませんが、生理のおじさんのように、それについて知ることや考えることは大切だなと改めて感じました。デリケートな問題だからこそ、家族や友達ときちんと話して思いを伝えることが重要なんですよね。原田さんや上坂樹里さんをはじめとしたキャストの演技にも、吉田恵里香さんの脚本にも大満足でした。


・NHK「BUMP OF CHICKEN 18祭」

NHKの18祭は好きでよく観ているのですが、今回も非常に感動しました。番組を観ながら泣いてしまいました。

新成人の年齢引き下げやコロナウイルスの流行など、様々な困難に翻弄された18歳の方たち。しかし、それでも自分たちの夢に向かって努力する姿、ステージを成功させるため練習に励む姿に非常に感動しました。BUMPの4人と1000人の若者で披露された「窓の中から」、最高でした。青春は素晴らしい。


以上が、2023年3月に印象に残ったエンタメになります。4月もできるだけ、多くのエンタメに出会うことができればいいなと思います。新しく始まるドラマやアニメが楽しみです!

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