今年一番緊張したし大泣きした。
宇野昌磨選手が2022年世界選手権チャンピオンになった。
世界情勢は緊張が走っていて、
続くコロナ禍で閉塞感の強い世の中だけど、
私にとっては彼の今シーズンの活躍が何よりも嬉しい。
2019-2020シーズンはとにかく宇野選手を応援した(心の中でだが…)
名古屋のクラブを卒業して独り立ちした年、
ファンが全力で応援しなくて誰がする!
と思い、思い切って宇野選手のシーズン初戦(だと思う)のチケットを取って現地観戦した。
その年は彼にとっても辛い年だったと思うし、
フランス杯を見ていた時の自分の気持ちが許せなかった。
「これでこのまま引退してしまったらどうしよう。まだまだ彼の滑りを見ていたいのに。」
何一つそんなことを口にしてないのに、
そんな思いがよぎってしまった自分が許せなかったくせに、
思わず公式サイトの応援メッセージを送ってしまった。
一ファンとして
ひとりではないことを知って欲しかった。
いや、振付師、トレーナー、健康管理してる人たち、マネージャーさん、ご家族、お友達、スケート仲間、スポンサーなどなど
ひとりでないことは選手自身が誰よりも一番わかっているはずだけど、
それでも応援してる人がたくさんいることを
現地には高くて行けないけど(申し訳ない)
画面の前で応援してる人がたくさんいて、
毎試合満足いく演技をしてほしいと応援している人間がいることを伝えたかった。
(振り返って真面目に書くとまぁまぁ痛いファンだと思う)
そこから彼はステファンコーチに師事して
見事な復活を遂げてくれた。
(宇野選手のいいところを書こうとしたけど私のお気持ち表明になってしまった。)
宇野選手は私の生きるお手本だ。
全ての選手へのリスペクトを感じるし、
自分の気持ちを率直で丁寧な言葉で表現できる素晴らしい人だ。
コーチが喜んでくれるように、と
臆面もなく言えるところも素敵だ。
とてもお茶目で、それでいてとてもハングリー。
客観的に自分の力を捉えて、適切な努力ができる
頭の良さもある(完璧人間か?)。
演技も情感を感じるし、
体の使い方がとても音楽に合っているように私には見えて、
音→身体表現の共感覚が非常に優れた人なのかなと思う。
(ところで、選手一人一人の良さにあった振付や音楽を選ぶコレオグラファーは本当にすごい。)
そんな応援してる選手が今回大きな国際大会でチャンピオンになったことは本当に嬉しく思う。
それもショート・フリー共に自己最高得点を更新して。
今シーズンはもう試合がないと思うけど、
来シーズンもまた活躍しできるよう遠くから応援する。
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