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わたしなんかに試練を与える神か仏か知りませんけど、どうかしてるな、

なんて思って生きている矢先に出願したドイツの大学から合格通知が来たのももう先日の話です。

地に足つけて生きていいんだというか、生きなきゃいけないなと思わされる報告でした。

(逃げて逃げて、)大学卒業して、今、そこら辺のカフェっぽいところでバイトしているだけなのですが、バイト先と家を行ったり来たりする日々でして、

小さな小さな世界で生きることの覚悟や、
もはや、その小さな世界の中で見つける何かを探そうとしていたというか、

父が脱腸で手術をし退院して帰ってきたのですが、ことあるごとにお腹が痛そうなので、それさえも笑えてきたのです。

これも別に素敵なのではとも思えますけど、

そんな日々が気がついたらあっという間に1ヶ月続いていて、

自分で何かしなきゃ会いにいかなきゃ出かけなきゃこうやって過ぎていくんだなと

カルテットの結婚した真紀さんを思い出したというか、

そんな未来が180°変わりそうです。

なんてこった。

こんなこと、あるんですね。
あるみたいです。

確かに事がうまく進んでいて、
必要な書類が出願できていなかったのにも関わらず、大学の方が連絡をくれて、教えてくれて、期限が過ぎているのにもかかわらず提出を認めてくれて、それが2回もあったし、そのうちの1回においては本当は発行に6日かかる書類をその日中に発行してもらえたおかげで再提出期限に間に合う事ができたし、なぜか返信できないメールの相談を卒業した大学の先生にしたら、すぐに解決策(メールアドレスをホームページから見つけてくれた！)を見出してくれたり、

と、ほんとにほんとに、なんか奇跡の連発で、

言われてみればなるようにしてなってるなと思うし、

試練を与えられてるんだなと思いました。

父はわざわざ言葉の通じない場所に出向く必要はないとも言うけれど、
確かにそれもそうだけど、
出向く流れに乗るべきだなと思っています。

言葉が通じなくて困難でも美術があるし、だからこそ美術があるし、

わたしはそういった世界でとりあえず生きていくことになりそうです。

まあそれもこれもわたしがドイツで暮らせるくらいまでに、ドイツ語を勉強する事でしか始まらないけど。

これも試されてるなとか。

そんなことを思いながら、そこまで背負い過ぎずに生きています。とりあえずはね。