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でもきっとここは同じ星。

映画の世界でしか出会ったことのなかった、うわ〜同じ星に住んでるかもなって人にはじめて地球で出会った。そして惹かれた。

すごく心が握りしめられたようにぎゅ〜ってなって、食べ物が口を通らなかった。

その人はすごく逞しくて、何もかも笑い飛ばしていて、でもふと見せる真面目な顔に、今、目の前にいる人はその人なのか、いろんなところにいろんなその人がいるんだろうなとか

でも地に足ついているように見えるから誰も心配しないし、干渉させない。

他人との距離をすごく上手に保ってて、
いるようでいない。でも存在している。

わかんない、
わかんないけど、30年の差を感じつつ、勝手に私も30年後こうなる気がしてて、

涙がポロリだったとさ

でもこの涙は同じ星に住んでいることがバレるから泣いちゃダメ、バレないようにひっそりと、ね

泣いてたら理由聞かれちゃうからね、
同じ星に住んでいるかもなんて烏滸がまし過ぎて言えるわけがない。

のでここだけの秘密にしていたい。

たとえ同じ星に住んでいなかったとしても、そもそもこの世に星なんか存在しなくても、その人が心を掻っ攫っていってくれたのには変わりないので、大切に大切にしたい。

はじめてだな〜この感覚。