詩
影のない四月
影がなく
隠れる場所が見つからない
日向ばかり
かぜが通ってゆく
あの列車が横切って連れて行くのは
押し流される社会
(そこにもう僕はいないよと、)
櫻の暖簾も影を連れてはいない
埋もれていたい
遂に、決意の声も上げず
影がなく
隠れる場所が見つからない
日向ばかり
影のない四月
影がなく
隠れる場所が見つからない
日向ばかり
かぜが通ってゆく
あの列車が横切って連れて行くのは
押し流される社会
(そこにもう僕はいないよと、)
櫻の暖簾も影を連れてはいない
埋もれていたい
遂に、決意の声も上げず
影がなく
隠れる場所が見つからない
日向ばかり