データは知っておくと便利だが、それが全てじゃない。(と思うよ)
ほとんどゴルフと関係ない記事を昨日アップしたT島です。またまた動画のアップロード時間待ちにシコシコと書いております。結構この時間が長い。東京の自宅では20分から30分とかかかるんですけど、富士見高原ではそれこそ10分の一ぐらいで終わります。
困ったもんです。まあその分ですねこう言う時間が稼げるわけです。
昨日適当なことを書いたので今回は真面目に
私もクラブの特製について話したり、書いたりすることがあります。クラブの重心位置
とかヘッドデータとかが大好きなのですが、それがすべてじゃないことに気が付きます。じゃあヘッドじゃなくてシャフトなのか?まあシャフトってコワイのが、100点もでれば、それこそ相性が悪いものだと10点になったりもする・・・
データでは割り切れない事が、このお仕事やっておりますと結構ある。
昨日シェアしました いいものもアレば、悪いものもある というスネークマンショーではありませんけど、すべてのこと
メリットが有れば、デメリットも有る
結構ややこしいわけです。
慣性モーメントが大きい→ミスに強い でもなんだか振りにくい とか・・
低重心化すると慣性モーメントを大きくするのは難しくなります。今どきのドライバーですね、低重心なものが減ってるんですよ・・カタログでは、〇〇史上最も低重心とか書いてたりするけど、重心データを調べると
エッ?
ってなる。2000年代後半とか製品のほうが、実は突き抜けた低重心なドライバーがあったりします。これは慣性モーメントも同じ。昔は各メーカー攻めてましたね!
今どきのドライバー
と言いますけど、重心位置や慣性モーメントのデータを比較すると、ほぼ2000年代後半から変化が実は無いんですよ・・・・
今どきのドライバーって何? よくシャフトメーカーさんが、”今どきのヘッドに対応して”とカタログに書いていますが、うーん15~20年近く前から変わってないんだよねぇ・・・まあ 未だに人気がありますグラファイトデザインのツアーAD PT この度二度目のコスメチェンジをするそうですが、発売は2006年です!
このシャフトなら、まあ今どきのヘッドでも大丈夫です・・
っていうかイマドキってなんやろ(笑)
松山英樹が使うツアーAD DIも2008年です。これもイマドキ大丈夫です。でも流石に2006年より前のシャフトを使うプロは見ないなぁ・・・コレがアイアンになると話は別で、ダイナミックゴールドとか40年近く前ですよね・・
まあ誤解を招くかもしれませんが、重心位置などのデータって一般論みたいなもんかもしれないと最近思っています。
ウチの奥様、つい最近まで左のアイアンを使っていて、アイアンが苦手って言ってたんですけど、右のソール幅も狭くてヘッドも小さいのに替えたら
アイアンが好きになったんです(シャフトの重さ変わらず)
やさしいアイアンの代名詞的なクラブより、比べて、コンパクトな軟鉄鍛造アイアンのが打ちやすいとか まあ そんなことあるわけですよ・・・
こんなことも起こってしまうんです!クラブ選びって難しいです。
でも、なんとなく好きなドライバーって、データが近かったりします。重心距離、重心深度、慣性モーメントとか・・・コレが揃うと
あっ コレ行けるかもしれない!
なんてこともあります。
これね、ぶっちゃけ試すしか無いんです。いろいろやってみるしか無いと思います。このブログのインプレとかまあ一般論に過ぎません。
俺のインプレが正しいとか、俺はすべてわかってるとか、全然思ってないですわ。どんなに凄い方でも、まあそんなわけは無いと思いますよ。まあ自分の中での正解の話に過ぎません。絶対的なものじゃないと思いますけどね。
でも知識はつけておいたほうが間違いなく良いです。そしてその知識と経験を元に
正解は自分で掴むものです。
ってことで