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ピンの新しいブループリントを打って。アイアンの本質を考える

新製品ラッシュでございます。その中であまりテンションが上がらないのが、アイアンです。はい。歴代もあまり触れておりません。アイアンの進化スピードが速くないのがまず1点、そしてQi10もパラダイムAiスモークも、飛び系アイアンになっちゃうわけじゃないですか・・なのでなんだか興味がわかない。テーラーメイドだったらPシリーズでしょうし、キャロウェイだったらAPEXですよねって感じです。あとフェアウェイウッド、ユーティリティも、クラブの進化スピードがドライバーほど速くない。でも あーコレは良いわ!というフェアウェイウッド、ユーティリティに巡り合うことがあります。でも1つ前のモデルでも2つ前でも良いじゃないかな?という正直な気持ちがあります。

えーっとピンのG430MAX 10K期待してなかったと言いました。予想外に良かったんですけどね。期待してたのは

ピンの場合 ブループリントアイアンの新しいモデルです

まあぶっちゃけ上級者、プロ向けアイアンと言うイメージがございます。以前のブループリントですが、まあ飛距離が稼げるアイアンではないですけどスピンがきっちり入って、T島的には ピンの中では一番打ちやすいなーと感じました。

あっこれなら7番までいけそう・・

と思ったわけです。 えーっとウエッジの延長のようなアイアンです。なんか不思議なんですけど、アイアンの低重心化はトレンドですけど、あまり低スピン過ぎてもなぁ・・・なんて思うわけですね。たしかに30年前のマッスルバックみたいに高重心でも困りますが、そろそろもう良いんじゃないでしょうか?

ということで、適正なスピンと弾道

そして33度というロフト角多めとなっております。そうだよね。って思うわけです コレならスピンコントロールしやすいんだろうななんて思います。


新しいブループリントはTとSです。Tは従来どおりのブレードタイプです

そして、待望のっていうか・・・勝ち組なピンが軟鉄鍛造キャビティのカッコいいの作ったらズルいじゃん!(他のメーカー可愛そうじゃん)って思わずピンゴルフジャパンの社長さんに言うT島。

はい!ブループリントSです

カッコいい気がする。意外と深いキャビティ。構えやすいサイズとフォルムがいい感じ

ブループリントTですが、初代ブループリントを打った時の感動が蘇る。当てやすい!当たっちゃう!まあT島のヘッドスピードでは飛ばないですけど、使えないわけじゃない。それよりこの当てやすさが魅力。それはミスヒットしたら距離は落ちるけどさぁ、このウエッジ的なイメージが出る感じはちょっといいなぁとおもうわけです

そして

ブループリントSですけど、ああああああ 良いじゃん。スイマセン僕的には、i59やi525よりも扱いやすい。もちろん一番飛距離的には飛ばない。でも当てやすい。充分上がる。スピン量もいい感じ。ミスヒットもそこそこOK。i230よりもシビアですが、一番好き。

ブループリントシリーズはアプローチ感覚で打てるアイアン。(飛ばすにはポテンシャルが必要です)置きに行く。そりゃT島レベルなら 7番でキャリー130ヤード切るかもしれませんけど、7番で打つ距離を6番持てば良いわけです。オマケに距離のコントロールしやすいんですから。全然オッケー。5番まで入れちゃって、5番のクオーターショットとかさぁ

そしてここからがピンワールド。恐ろしいのがですねピンは1本から買えるんです

i230、ブループリントS、ブループリントT すべての番手が同じロフト・・

つまり。3番、4番、i230 5番、6番、7番ブループリントS、8番、9番、PW ブループリントTなんてことが可能です。

はい ウエッジの延長。アプローチのように打てるアイアン。T島以前のブログでも書きましたけど。ショット全てアプローチじゃん!と書きました。そういうゴルフしたい人にはピッタリです。そりゃ人が7番で打つところ、5番を持つのが嫌って人にはオススメしません。

T島みたいにユーティリティが多い人なんか良いかも。アイアン7番までとかね。あと 

このクラブは何ヤード打つクラブ

と決めている人なんかは楽しくないかも。同じクラブで色々な距離を打ちたい人などにはオススメします。アイアンなんてウエッジの延長なんよね。イマジネーションが豊富な方が楽しめるアイアンかと思います。

なんだか自分が欲しいアイアンのイメージが明確になったかも・・

ピンさん、純正シャフトが豊富で、さまざまな重量帯が選べる。1本から買える。自社の工場を日本に置いてオーダーの組み立てからの発送の時間が凄く短い。自社で試打会チームを持っている。イベントもほぼ自社で完結できると、地味ですが地道な体制を維持し活動しているのが凄い。

シェアをじわじわ伸ばしているのがよくわかりますね。遠回りしているようで、実は王道なのかもしれません。

ってことで、商品の写真撮ってない。でも担当の方にいろいろ詳しい話を根掘り葉掘り聞けたし まあ良いか

新しいウエッジ S159ですが・・・グライド4.0とグライドプロとあったのが合体した感じらしい。

そしてフィッティングでオーダーできたこの2つのソールを追加

ワイドソールでローバンスと 日本の芝に向いている Bグラインド。そして究極のマニュアル感を追求したTグラインドより すこしマイルドにしたHグラインドが追加されました。

面白い。ワイドソールハイバンスがいいんだ!といいつつ。バンスが効いてる有効な面がそんなワイドじゃね-じゃんというウエッジが多いです。ワイドソールハイバンスというキーワードって危険かな。やっぱいい加減が必要ですよ。と言う意味ではBソール面白いっす

ってことで



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Motoharu ”T島”Tajima
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