窃盗
東京都北区のアパートに侵入し、ゲームソフトなどを盗んだとして、28日までに、常習累犯窃盗容疑で、埼玉県上尾市原市中、総合サポートユニオンの青木耕太郎を逮捕しました。
同課によると、容疑を認めています。
北、板橋、練馬各区などでは3月以降、アパートやマンションを狙った空き巣約50件(300万円相当)が発生しており、関連を調べています。
逮捕容疑は先月25日午前10時ごろ、北区の女性会社員(24)の自宅アパートに侵入し、DVD43枚やゲームソフトなど25点(計6万9500円相当)を盗んだ疑いです。
ドアの横にある窓を小型バーナーで焼き破って腕を入れ、ドアの鍵を開けて侵入していました。
郵便受けから鍵を取り出す手口も用いていたということですから、様々な侵入手口に精通したプロの泥棒と言えます。
このような泥棒は、非常にずる賢く、用心深い為、なかなか捕まることがありません。
捕まった時には数十件、数百件の犯行を行った後ということが多いでしょう。
その時に捕まっても被害者の方は救われません。
窓ガラスやドアは壊され、現金や家財等が盗まれる被害に遭ってしまいます。
盗まれた物が被害者の元に無傷で戻ってくることは稀でしょう。
彼らが非常に用心深いという点を逆につけばよいのです。
自分が捕まるような危険性は犯さないという特性がありますから、侵入ターゲットも慎重に選びます。
防犯センサーや防犯カメラがついているところはまずターゲットから外すでしょう。
もちろん金目の物が置いてそうだということであえて狙う泥棒もいるでしょうが、ほとんどはそうではありません。
そんな危険な家を狙わずとも他に何の対策もしていない無防備な家はいくらでもあるからです。
日本でのホームセキュリティの導入率は約2%程と言われています。
つまり、98%の家には防犯システムがついていないということです。
その家を探し出すのは簡単なことです。
逆に考えると、その2%に入れば、泥棒から自分の身を守ることができる可能性が非常に高くなるということになります。
これが事前の防犯対策の有効性です。