【それはただのノイズ】 #Tコーチマガジン
はいどうも。Tコーチです(^^)
【それはただのノイズ】
"お前は下手くそだ"
"プロにはなれない"
"やめたほうがいい"
そういった声をかける指導者がいます。
これは大きな間違いです。
なぜなら、そんな人は、自分のなかにある"基準"や"当たり前"のなかで生きているので、「周りはあなたとは基準が違いますよ。」ということに気づいていない人です。
そのような評価はただの"ノイズ"です。
子どもは素直です。そのようなノイズを真に受けてしまうでしょう。本当はそうじゃないのに。
間違ったことを伝えると間違ったことを真実として受け取ってしまう。
子どもへの伝え方や言葉の選び方には責任を持つ必要がありますね。小学生のサッカー上達において重要なことは、周りと自分を比べないということ。
(周りから刺激を受けることは別で、少しニュアンスが違う)競うべき相手は昨日の自分です。
昨日よりもできることが増えたのか。
できないことにトライできたのか。
昨日よりも本気になれたのか。
昨日よりも悩みが増えたことも、ひとつ成長の証であるはずです。
相手に負けることの悔しさはもちろん、自分自身に負けることに悔しさを感じることができるかどうかが重要です。
初めは、相手に負けることが悔しい。
本気になれば、自分自身に負けることのほうが悔しくなる。
もっと本気になれば、自分自身に負けたから相手に勝てなかったんだ。ということに気づく。"本気になった人"にしかわからない領域ですが、小学生でもここまでの感覚を持っている選手はいます。
自分は自分。
自分自身と勝負しよう。
ノイズは聞き入れずに。