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Travis Japanは私の世界だ。


Travis Japan Live tour 2021 IMAGE NATION 〜全国ツアーしちゃってもいいですかっ!?〜(さんせーい!)に入国してまいりました。


約2年ぶりの有観客コンサート。友達と「有観客って言葉うけるよね」とか言ってたけど、有観客が当たり前だったのは昔のノーマル、有観客か無観客か決断しなければならないのが今のノーマル。
「これがニューノーマル」って色んなところで言われすぎて、ニューノーマルたちを受け入れなきゃいけないのはわかってるし、乗りこなした方が楽なのも知ってる。だけど、なんか疲れちゃって、昔のノーマルが恋しくてしょうがない。はやくお気に入りのリップ塗りたい。あ、でも在宅勤務はありがたい。
 
「大変」とか「辛い」って相対評価をされがちだけど、私の中には絶対評価の大変や辛いがあって。
 
私は医療とはまったく関係のない仕事をしているので、そりゃあ医療従事者の方が私より大変だし、弊社はコロナの打撃を受けてボーナスさがったりしてるけど、もっと直接的に殴られてる業界のほうが大変。社会人なんて何年もやるんだから、数年しかない学生生活をコロナに潰された子たちのほうが辛い。
 
みんなが大変なときって「あなたより大変な人がいるのよ」「あなたより辛い人がいるのよ」って風潮になりがちで、それは知ってる、わかってる、相対評価でいったら大変じゃないのも、辛くないのもわかってる。でも、それを知ってても、私は私の中で大変だし、辛いんだよなー!!!と思ったりしてしまう。私より大変な人がいたところで、私より辛い人がいたところで、私の大変さ、辛さは減らないんだよなー!!!って。
 
 
だから、大好きなTravis Japanの大好きなコンサートを約2年間、生で感じられなかったのは、私の中で辛かった!!!
 
もちろん、配信が与えてくれたものもたくさんある。特にサマパラのソロコンは「このタイミングで出会えてよかったコンサート」ランキング、1位タイ(もうひとつの1位は2019年のサマパラ)。本当に大切な時間だった。ありがとう。

だけど、やっぱり、温度を感じたくて、空気に触れたくて、その内側に居たくて、ニューノーマルなんてクソ喰らえと思ったりしてさ。「本当に出来るのかな」という不安に包まれながらはじまった2021年。


現場の日を起点に予約する美容院、Mステに出るJr.ばりの一張羅を買うために緩くなる財布の紐、ニキビができて落ち込む夜、自分のために纏うオレンジ。あーーーーー!これこれ!私これが好きなんだよー!!!って思って。
 
一張羅を身に纏ったヲタクをたくさん見て、全員に「楽しみだね~!!!ワクワクするよね~!!!」って声をかけたくなる衝動を抑えて、数少ない友達と「会お!」「会う!」「○扉の前」「行く!」って連絡をとって、他愛もない会話をして。これだ、これだよ、、、これが私の幸せだよ、ってコンサートが始まる前から感動した。ニューノーマル。
 
 
 
 
IMAGE NATION
創造と想像の世界。
 
月、太陽、情熱、笑顔、美、自然、愛。
 
 
このタイミングで昔話を始めてしまうけど、松倉くんがTravis Japanになる前、かつEndless SHOCKに出会った後は、舞台のほうが好きだったのよ。作品として。
その時代にあったコンサートって松倉くんは最高でも、コンサート全体としては「俺たちのパフォーマンス発表会」って感じだったからさ。「俺がやることとお前がやることの繋がりなんて知らねえ!」って感じ。まぁ、それはそれで勢いがあって好きだけど。
 
松倉くんがTravis Japanになってから、7人の手でTravis Japanのコンサートという作品が創られるのを感じて、空気、色、音、光、Travis Japanが生み出す空間に触れて、コンサートというものが大好きになったヲタクなんですね。

 
 

幕があがったときに「世界だ」って思った。
 
『推し、燃ゆ』の「推しは私の背骨だ。」という言葉が話題になったけど、Travis Japanを見て「あ、私の世界だ。」と私は思った。「Travis Japanは私の世界だ。」って。
 
 
IMAGE NATIONを一文字で表すなら「混」。
凛とした青、道を照らすオレンジ、貫く赤、包み込む黄色、しなやかな白、委ねさせてくれる緑、力強いピンク。この7つの色だから、この7つの色が混ざり合うから、こんなに大好きな色になるんだな、と思って。いまこの文章書きながら泣いている。(ヲタクが泣いてるって言うとき、大体嘘だなって思ってるんだけど(やめなさい)、これはガチ)
 
というか、私はあんまりオレンジ色が好きではなかったのよ。メンカラが決まったとき「オレンジ嫌だ―!」って叫んでたし。心優しい友達が私がオレンジ色を好きになるように、かわいいオレンジ色をかき集めたアルバムをLINEに作ってくれるっていうオレンジ色介護を受けるくらいに、オレンジ色が好きではなかったのよ。

まあ今までも、腹を括って、メンカラという概念としては楽しんではいたけど、今回のコンサート『手と手』でオレンジ色に染まる会場を見て、オレンジ色に包まれて『アオゾラペダル』で歌うまマッチョやってるのを見て、オレンジ色って暖かくて、それでいて強くて、松倉くんみたいな色だな~と思ったの。
オレンジ色に包まれた松倉くんを見て、最初に感じた「暖かい」を、松倉くんが口にしたときに、オレンジ色のことが大好きだな~って思った。(これ書いてて思ったけど、私って色んなことに時間がかかるタイプのヲタクだね…?)
 
あとね、自分の文章がわりと好きなので(正直者)、読み返すことがあるんだけど、今日の朝こいつを読み返しててさ。

もう、嘲笑ってくれよSugarだった。
いや、あのときの感情はあのときの感情として大切だし、書いてよかったと思ってる。でも、あのときの不安なんて嘲笑いたくなるくらいに、松倉くんが創る世界に6人が乗り、自分の色を落とし、混ざり合うことによってできた色はとても綺麗で。『手と手』の二番を歌うみんなの誇らしそうな顔が大好きでたまらなくて。あー、こんなに素敵な色に包まれていいの?って、思ってた。
 
 
首脳会議に心が震えて、ペンライトを動かせないくらい引き込まれて、背骨を傷めるくらい笑って、「しあわせ~!!!!!!!」って多幸感に包まれて、会場の空気に身体を預けて、メンバーの視線が交わりあうのが愛おしくて、パフォーマンスに打ちのめされて、あーーーーーーー!世界だ!これが私の世界だ!って。
 
 
Jr.担を公言しているが故、「はやくデビューできるといいね」的なことを言われるのね。「人気になるといいね」「売れるといいね」
全力YESとまではいかないけどさ、まぁそうだよなーと思う。本人たちがデビューしたいって言ってるから私もしてほしいと思うし、世の中のためにTravis Japanは有名になるべきだとも思ってるし。(あ、「育ててる感じがいいの?」とか、「成長を見守りたいとか?」って言われるのは、違うわい!的外れすぎるんじゃい!と思う。ただ、溺れているだけなので、私は)
 
 
でも、なんか、私の世界に触れて、この世界が突き進んでくれるなら、この世界にずっと溺れさせてくれるなら、なんでもいいや~って思ったの。だって、あの世界の未来って、最高しか待ってないでしょ。

ここ数ヶ月というか半年くらい思ってたけど、あまりうまく言葉にできなかった気持ちごと、私を抱きしめてくれた。Travis Japanとして、Travis Japanの世界で、Travis Japanの絶対評価で最高を追い求め続けてくれる。
 
 
わりと長くヲタクをやってるが故(?)、離れていくヲタクもたくさん見てきたから、数少ない友達と「あんたまでいなくなったら寂しいからやめてよ」「生き残ろうね」なんて冗談で言ったりしちゃうけどさ、Travis Japanは私の世界だから、そこで息をして、笑って、泣いているんだよね。これからもきっと。


末永くよろしくね。私の世界。

ニホンゴホメラレルトウレシイ