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絆の力(外注)

こんにちは。8月28日に行われたKCGTですが、色々ありましたね!!

僕自身は運良く参加出来、シードをもらったのにも関わらず、10分くらいで負けてしまいました。

しかし、KCGTに参加する以上、もちろん優勝を狙っていましたし、たくさんの時間や色々な方の協力を得て自信のあるデッキを組むことが出来たと思っています!

そこで、今回はKCGTに臨むためのデッキ選びについて書いていきたいと思います。

1.ハーピィに逃げる

僕は決勝参加が決まった時、とても困っていました。
まともに使えるデッキがハーピィしかないのです。

カードをもっていない訳ではなく、練度や理解度から他の環境デッキを使ってトップレベルのプレイヤーに勝てるという自信が湧かないのです。

そこで狂った様にハーピィを回していました。
ドロー出来るし罠ビだし展開出来るし罠除去出来るし前で妨害できるしハーピィは最高だぜ!!

ちなみに今回のハーピィには天罰を採用していた方が多かったですが、僕はイマイチ天罰の採用に確信が持てませんでした。

オノマトやガイア、ミラー等、環境には刺さるのですが、カード単体として見た時に

1.いつでも使えないので任意のタイミングでサイン手札から墓地に落とせない

2.SCの効果をチェーン出来ない

3.聖槍が3枚までなのでサイク、コズの採用の可能性

とそこまでハーピィとシナジーがあるカードには思えなかったのです。

そしてそもそも、天罰を持っていなかったため、とりあえずジェム半額だし10パックだけ引いてみようと思いました。

うぁぁぁぁああ!!

採用が確定した瞬間でした。
実際多くの方が天罰を採用していたので、正しい判断だったと思います。

そんなこんなでハーピィしか回さないで残り2週間となってしまい、そろそろ他のデッキと向き合わないといけなくなりました。

2.注目デッキと適正

デッキの提出期限もあったため、他のデッキを考えないとと思った時に一番最初に思いついたのは青眼でした。

環境に刺さりやすいカウンター罠を採用出来、3000打点、墓地メタ、耐性付与等、汎用カードを使わずに環境デッキと真正面から戦えるスペックがあると思ったのです。

そこでこっそり青眼の構築を考え始めました。
しかしここで問題が生じます。

KCGTと同じルールで行われた大会で青眼を採用した人が全員入賞していたのです。

これで青眼に注目が集まってしまい、青眼を採用する人が増えると考えました。

そうなると今まで全く触ったことがないニワカの青眼だとミラーになった場合、勝ち目が引きのみになってしまうので、同じ土俵で戦うのは避けたほうが良いと思いました。

そこで青眼の採用を諦め、自分はどんなデッキが得意なのか?を考えることにしました。

3.きっかけは些細な事から

まず自分がどんなデッキが得意なのかを分析しようと思い、今までKCでどんなデッキを使って来たかを思い出す事にしました。

霊獣 そこそこ
ドラグ 爆死
ドラグ 最高に爆死
テラナイト 爆死
WC  そこそこ
サンドラ そこそこ
ドラグ 答えや!爆死
ドラグ もうドラグしか信じられない 爆死
ハーピィ 銀

この結果を改めて見て自分はゆっくりしたデッキが得意なんだと実感しました。

そこでオノマトに強く出られそうなWCとか良いんじゃないかと思い、チームの代表でWCの第一人者でもあるのりさんにアドバイスをもらうことにしました。

この時は純粋にアドバイスを貰ってWCを教えて頂きたかっただけですが、今思えばこれが後の友情パワーを使うきっかけだったと思います

しかし、のりさんからレシピとありがたいお言葉を頂きました。

そして、実際に回してみるとある問題が発生します。

WCの回し方忘れた!!!

前までは楽々回せていたはずなのに特に罠の踏み方が全くわからなくなっていました。

WCに嵐は不要とか言ってたあの頃の自分はどこに行った!!

WCは時間が無いため不採用になりました。

4.0を1にする画期的な発明

この時、先程のりさんからWCのレシピを貰って完成度の高いデッキに触れた事で画期的な作戦を思い付きます。

そのテーマの第一人者に外注してKCGTに適した構築を作って貰ってからプレイング覚えたら即KCGTにおけるそのテーマの第一人者じゃね?と。

この画期的な作戦を思い付き、練度とか理解は無視してKCGTで刺さりそうなテーマを探しました。

そしてTwitterである人を見かけたことでKCGT環境で強そうなテーマを思いつきました。

当時、ちゆたくふぁはわしが育てたという名前で活動していた、ありゆうさんが愛用している炎王です!

もう育ててもらおうって心境でした。

さっそくありゆうさんにDMをした所、快く快諾、何度も構築のやり直し依頼をしたにも関わらず即回答の構築を下さりかなり良いレシピが出来ました。

同時に、カウンター罠が強い環境だと考えた時にカウンター罠が入っていて、ドロー(因子)できるし罠ビだし展開(アルタイル)出来るし罠除去(デルタテロス)出来るし前で耐久(デルタテロス)出来るし実質ハーピィっていうデッキを思い出して採用決定しましたがこれは余談です。

5.禁じ手:外注を外注

この頂いた炎王、かなり気に入っていましたが罠の構成の面で押し切られる事が多い気がしました。

なので自分なりに罠の構成を変化させました。

この頃にはネストと天翔るに毒されていたので炎環が最強カードに見えています。

そして、罠構成をど素人が変えた為、炎王と罠のシナジーが無くなり、噛み合ったら最強、基本噛み合わないみたいな、汎用使えないからとりあえず罠増やせみたいなテーマになってしまいました。

結局、どちらの構築でもこれで行ける!!という確信を持つ事は出来ずにプレイングが足りないのかな?と思い不安になりながら練習していましたが、

鬼神というチームに体験できていた、なーちむさんが炎王が仕上がって来たと言っていたのをみて悪魔の発想が頭に浮かんでしまいます。

ありゆうさん(外注)のレシピをなーちむさん(外注)に出してデッキを仕上げて貰おうと思ったのです。

思いついてしまって実行しないのはKCGTに対する妥協だと思いDMを送った所、快諾して頂き、物凄い量の調整の末、デッキを完成させて貰いました。

2人の叡智の結晶がこちらです。

ありゆうさんが構想してなーちむさんが仕上げたこのデッキ、炎王としてガチで完成度高いと感じました!
ランクマくらいなら負ける気がしないです。
本当におすすめなので使って見て欲しいです。

6.即裏切り

そして、3つのデッキが出来たので調整がてらレシピ提出のない大会に出ていた所、21枚に枚数を絞った恐竜TGに当たり、その安定感の高さにビックリしました。

この当時、地味に流行っていた恐竜TGですが、基本は厚い構築で色々な方にレシピを出して貰い、対戦しても微妙な初動が多く、ほとんど負けなかったので、正直おもちゃだと思っていました。

しかし、この薄い恐竜TG、物凄く回ってくるのです。
そこで、リプレイを何度も見直して、同じような構築を組み使ってみた所、環境相手にかなり高い勝率を出す事が出来ました。

そしてすぐに採用を決め、あれだけ調整をお願いした炎王を捨てる決断をしました。

その時の様子がこちらです。

ほんま良い人や、、!!
まぁDDクロウとか1枚も見なかったですけどね!

そんなこんなで使用するデッキ3つが決まり、デッキに関しては不安無くKCGTに挑む事ができました。

今回のKCGTを通してチームの大切さを学びました!!

7.おまけ:KCGT当日の話

当日、朝9時くらいに目が覚め、チェックインは12時だったので何かやり残した事がないかを考えていました。

そして、何故か祝勝会の準備をしなきゃ!!と思い、
新鮮市場にダッシュで行きました。

そしてこのくらいなら時間潰しにならないなーと思い、ダラダラ捌きながら、寿司にしよう!とか思って酢飯を炊いていたら11時30分になっていたためタイムトライアルが始まってしまいました。

色々工程を省きながら全力で動いた結果、なんとか5分前には完了する事ができました。

刺身包丁がどこにいったのかわからなくなったのが辛かったです。

そして迎えた本番。皆さんご存知の通り、エラー祭りでかなり長引いてしまいます。
シードだった僕は、最終的に5時間以上待つことになりました。

最初の2時間くらいは座って待っていたのですが、開始時間が分からないまま、ただ待機するというのはかなりメンタル的な負担がかなり大きくこのままだと試合やばいと思い始めました。

何かリラックスしないといけないと考えていた時に、ふとお刺身を作ったことを思い出し、開始までの残りの時間は、オレンジジュースでお刺身を食べながら漫画を読んでいました。

そのおかげもあって気力を残したまま2回戦に挑めたと思います!

結果は残念でしたが、KCGTという大きな舞台に挑めたことはとても収穫でしたし、次も出たい!というモチベーションにも繋がったので、来年も世界大会を目指して頑張りたいと思います!!

最後に、KCGT終了当日、ガガガ楽団の皆様がお疲れ様会をしてくれました!

RW?、、、

うあぁぁぁあ!!



そして6-6からの最終戦、、!!

燃え尽きた、、
RW形式引き分終了は初めての体験でした笑

また頑張ります!

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