最近のヤンマガ(5つの長期休載や『GTO パラダイス・ロスト改』について)
前置き
少年漫画誌では『ジャンプ』『マガジン』が人気です。
青年向けなら『ヤングジャンプ』『ヤングマガジン』になります。
この2誌、20年くらい前は『ヤンマガ』99万部、『ヤンジャン』100万部みたいな次元で争っていました。
その後、雑誌の部数そのものが減っていく中でも、僅差で勝ったり負けたりが続くのですが……。
最近だと、『ヤンジャン』が26万部、『ヤンマガ』が16万部という感じで、ちょいと『ヤンマガ』が劣勢?
とはいえ、印刷部数が『ヤンマガ』より多い漫画誌は、ジャンプ・ヤンジャン・週マガ以外には『オリジナル』や『コロコロ』くらいで、やはり『ヤンマガ』は強いです。
『だれでも抱けるキミが好き』
『ヤンマガ』の最近の連載では、『だれでも抱けるキミが好き』が人気あります。
セフレたくさんのヤリマンギャルがヒロインのエロラブコメディ。
エロとラブとコメディのどれがメインかと言われたら説明に困るのですが、面白くて『ヤンマガ』読者にはウケているようです。
2023年36・37合併号(8月7日発売)の時点で「ヤンマガ2023年新連載人気NO.1!」というアオリでした。
2023年に『ヤンマガ』で始まった新連載は17本くらいあるのですが、その中で上位なのは確かです。
2023年の新連載
2023年のジャンプの新連載が11本くらいで、それと比べても『ヤンマガ』は多いです。
人気が出ないと、26~29話くらいで終わって単行本全3巻になりがち。
現在、『ナリキンフットボール』が24話、『スキャンダラ』が21話で、いつものパターンなら、近いうちに移籍か終了になりそうです。
メモ
『だれでも抱けるキミが好き』は、2023年36・37号(8月発売)で「2023年新連載人気NO.1!」とされていました。
しかし、2023年49号(11月発売)で始まった『ねずみの初恋』にその座を奪われた可能性が高いです。
※『ねずみの初恋』は、1巻発売時の試し読みがSNSで10万いいね。
連載描き直し
『だれでも抱けるキミが好き』は、一度35話まで連載したあと、やっぱり31話~35話は描き直すと宣言したことで話題になりました。
こうして、「2024年14号(3/4)~19号(4/8)に連載された31話~35話」はなかったことになりました。
消滅する31話の冒頭は、こんな感じ。
このまま、会長とエッチしないルートで進めても「退屈な展開が続く」ということで、会長とエッチするルートでやり直すそうです。
新しい31話の冒頭は、こう変わりました。
『彼岸島』の壁
『だれでも抱けるキミが好き』の担当編集によると、巻頭カラーの回でアンケ1位を狙ったところ、結果は2位だったそうです。
この『彼岸島』386話がアンケ1位で、
ユカポンの壁が『だれでも抱けるキミが好き』の前に立ちふさがったのでした。
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