『そしてボクは外道マンになる』の思い出
自伝漫画
平松伸二先生は、『ドーベルマン刑事』『ブラック・エンジェルズ』『マーダーライセンス牙』『どす恋ジゴロ』といった作品で有名な漫画家です。
その平松先生が、2016年、『そしてボクは外道マンになる』という自伝漫画の連載を開始しました。
物語は、先生の幼少時代からスタートするのですが、開始5ページ目でいきなり母親がヘビに噛まれて死亡。
次のページでは上京してアシスタントになっているというスピード展開でした。
『ジャンプ』の編集者
そのアシスタント先の現場では、『週刊少年ジャンプ』の編集者が木刀を振り回して漫画家を脅迫するのが日常。
続いて登場する編集長や副編集長も、病院で葉巻を吸いながら「(原稿を)オトすんじゃねえぞ!!」「オトしたら…地獄へ堕ちろ」と伝えてくる、明らかにカタギではない人相の方たちでした。
平松先生も、後藤編集にブン殴られてアパートの壁を貫通したりしながら漫画を描きます。
これが真実の『少年ジャンプ』の姿なのです!
さらに、『ドーベルマン刑事』を連載することになった平松先生は、悪役をリアルに描くための取材として、後藤編集の知り合いである本物の殺人犯と刑務所で面会させられるのでした。
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