幸福の科学の小学生向け月刊誌『ヘルメス・エンゼルズ』
前置き
「進研ゼミ」などが送ってくるダイレクトメールを見ると、成績が上がって部活も順調で恋人ができる漫画が入っています。
たとえば、こういうやつ……。
……って、左の3冊は中学生向け通信教育「スマイルゼミ」のDMなのですが、右の3冊は幸福の科学の「ヘルメス・エンゼルズ」でした。
なんとなく雰囲気は似ていますが、
右のやつは、よく見ると「親子で学べる光のことば」「大川隆法」などと書かれています。
てことで、『ヘルメス・エンゼルズ』は、「幸福の科学」の会員のお子様に向けた小冊子です。
会員2世の小学生向けですが、街で配られていたり、郵便受けに入っていたりすることもあるようです。
月刊で300号以上出ており、なにげに創刊26周年になります。
そして、2019年2月号以降は、電子版が「幸福の科学」の公式サイトで無料公開されております。(一部カットされていたりしますが)
光のことば
まず、特別なイベントがなければ、『ヘルメス・エンゼルズ』の巻頭を飾るのは大川隆法総裁による「光のことば」です。
この「体をきたえよう」は、「毎日運動する習慣を身につけようね」という内容で、おおむね良さげな話なのですが……。
「体をきたえる7つのメリット」の最後のひとつが、「悪霊の影響を受けにくくなる」でした。
「筋力が強い人のほうが、弱い人よりも悪霊の影響を受けにくいんだ」
って、悪霊も筋肉で解決できるのですね。
ウイルス撃退法
病気への対策としては、体をきたえる以外にも、「地球の神さまであるエル・カンターレにお祈りしよう」と勧められていました。
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