女神はどこにもいない(王子も)
モテない・モテたい男たちのひりつくような叫びが詰まった本。
読み始めてすぐワテシがもやもやしてた部分を氷解してくれたパートが☆彡
モテたいと思えば思うほどモテないから
なお一層にモテたいものなんだ><。
こんな自分にも優しくしてくれる(相手は普通に接してくれてるだけ)女神のような女性。
彼女から愛されさえすればすべての苦しみから解放されるに違いない。
そんな一発逆転を妄想するからストーカー事件は起きる・・・とか。
顔見知りとか元交際相手とかによる犯行が多い印象のストーカー事件だけれど・相手が逃げるのは女神扱いしておいてそれらしいふるまいをしないことに文句を言うからじゃね?
自分だって人間のくせに相手にだけ理想を押し付けて
なにからなにまで要求するばかりなら
そら女神も尻からげて逃げますわなあ★
(相手も最初は気持ちよかったはずなんだ、メサイア症候群的に?)
女も女でココロ清くさえあればいつか王子が迎えに来てくれる・と妄想するシンデレラ症候群とかあるんだろうけど
せめて王子にふさわしい自分であろうとオノレを磨こうとするよね?
(それが方向性を間違うことはままあるにせよ)
女神を待望する男ほど彼女の人間らしいところが許せなくて
神聖視と蔑視のふり幅が大きくて交際相手は疲弊してしまうんだろうにゃあ・・・
ひどく残酷なコトを言えば
弱者男性はそもそも男性じゃない とオモ。
イケメンとかじゃなくてさあ・
アルファオスしかオスに見えない。
オメガバースの話じゃなくて
オオカミの群れでは一番強いアルファオスとそのパートナー(大体アルファメス)しか子作りする権利ないそうだけど
人間の女性も基本アルファ的な男性に惹かれるから
負け犬根性しみついた男性は男性に見えない・・・ような。
その男性性に苦しめられてるのがモテない弱者男性で
モテさえすれば自分もいっぱしの男性としての扱いを受けるはずだ・と思てるのねえ・・・。
モテは幻想であり蜃気楼のように離れたところにあるから
似合いの女性と娶せられたとしても
自分のスキルアップのためにもっとイイ女!と欲が出てくるから
いつまでたっても「モテたい」という渇きが癒されることはないんじゃないかねえ・・・(絶望)(渇望)
まあ欲があるのが人間でそれが明日を生きる活力になるのかもしんねけど
自分を鑑みることをおろそかにして足元をしっかりと見つめないと
自分も周りも幸せにはできんもんね><。
人は一人では生きられないにせよ
誰かに幸せにしてもらおうと思ってたらダメよね、
誰かをしあわせにしてやりたい・と行動してたら
いつのまにか自分も幸せに、てのが理想。
読みかけの本には男性の他害性についても考察されとるみたいで興味興味。
レイプとか通り魔事件とか大概男性が起こすもなあ★
それほど非モテの闇は暗いのか・・・?
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