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22.04.16 sat【はじめての出産】

予定日より3日遅れの4月16日にお子が誕生しました!体重2,729g、身長49.5cmの女の子です。
初めてのお産を忘れないように、時系列で残したいと思います。

1.深夜の破水


4月15日(金)
2:00 破水していることに気づく
深夜にふと目覚めるとショーツとパジャマのズボンが濡れていた。あれ?これってもしかして破水?私はなぜか冷静で、これから何も食べられないかもしれないと思い、とりあえずパンを焼いて食べることに。夫を起こすと夫の方がアワアワしているようだった。それを見て、あぁいよいよなんだと実感する。

2:20 病院に電話
入院の用意をして来てくださいとの指示

2:50 病院に到着
PCR検査を行い産科の入院病棟へ移動
総合病院なのでとても広い
夫に荷物を運んでもらい、ここでお別れ
退院まで会えないので寂しいと感じる
産科で内診
・破水している
・赤ちゃんの頭はだいぶ下まで降りてきてる
・子宮口は柔らかく良い状態だが、まだ1cmしか開いてない

3:30

緊急用の個室に移動しNST実施
GBSの点滴開始(出産まで4時間ごとに約30分間)
この時点で陣痛はなく就寝する

2.陣痛がくるまで


7:00 起床
下腹部に軽い痛み
前駆陣痛か?

8:00 朝食
美味しく頂けるほどには元気

8:30 担当医よりお産の流れを説明
本陣痛が来るまでこのまま様子をみる
変化がなければ土日を挟んで月曜から促進する
(現在金曜)
破水しているのにそんなに待つの?と驚きと不安

12:00 昼食
広い間隔での前駆陣痛あり
若干お腹の張りを感じる
昼食は問題なく食べた

14:30
陣痛の間隔が狭くなってくる
本陣痛か?
陣痛アプリをつけ始める

17:30
陣痛が強く間隔が狭くなってくる(5分間隔くらい)
ベッドの柵にしがみついて耐えるほどの痛み

18:00夕食
食欲はあり、ほぼ完食
元気を出すためにコンビニでハーゲンダッツを買って食べる

18:30 内診
子宮口は1 cm程度で朝から変化なし
病院内のコンビニまで歩けるほどの体力
ときおり強い陣痛があり、いきみ逃しの呼吸を行う
身体が熱いと感じる

3.痛みに耐える夜


20:00以降〜ここから時間の記憶なし〜
陣痛室に移る
子宮口はまだ1〜3cmしか開かず
かなり強い陣痛が連続してくる
ベッド柵にしがみつく
痛みのあまり声が出る
スマホを見る余裕なし
熱さと寒気が交互に来る
枕や自分の髪の毛を強く握って痛みを分散させる
陣痛の波と睡魔が交互に来る
身体が反射的にいきもうとしてしまう
必死にいきみ逃しの呼吸を続ける
赤ちゃんが下の方に降りてきている感覚がある
何度かナースコールで助産師さんに来てもらい、背中をさすってもらう
徐々に常に陣痛がきているような感覚に
この状態で一晩を超える
気が遠くなりそうだった

4.力を振り絞る2時間半

4月16日(金)
7:00 子宮口全開、分娩室へ移動
夫に『分娩室に入る』とだけメッセージを送る
土曜の朝で担当医まだ居らず助産師さんが対応
陣痛がきたら全身に力を込めていきむ
徹夜でさらに食事をしていないので体力がない
1回の陣痛に2回いきむのが精一杯で間延びしてしまう
本当に出てくるのかなと、先の長さに気が遠くなる
赤ちゃんの髪の毛は見えているとのこと

8:00ごろ
担当医とその他の先生が3名到着し助産師さんと交代
いきむたびに3人がかりで子宮口を手で広げてられている感覚(見えないから分からない)
赤ちゃんが出やすくしてくれている模様
1回の陣痛で3回いきむ、3回の間隔はなるべく空けずにひと呼吸置いてすぐにいきむよう指示を受ける(間隔をあけて休憩すると赤ちゃんが引っ込んでしまうらしい)
いきみの要領をつかみ、徐々に赤ちゃんが下がってくる感覚がある
先生より、あと陣痛3回くらいで出そう!との声をかけられ最後の力を振り絞る。
私はかなり汗をかき、体力を消耗している

5.やっと会えた!

9:30 ついに…
医師が来て1時間後くらいに、どぅるんというなんとも言えない感触とともに、何か塊が体の外に排出された感覚があった!
助産師さんの、生まれました〜!!の声が聞こえる。朦朧とする頭で、産まれたの!?と思った次の瞬間に赤ちゃんの産声が聞こえ、心からホッとする。そして赤ちゃんの顔を見て、感動の波がくる。
我が子はすでに目を開けている。この子が私のお腹の中にずっと居たんやね…なんとも言えない気持ち。

会陰切開はほんの僅かで済んだそう。切開の痛みはほとんどなく、縫う時の方がチクチク痛かった。赤ちゃんは臍の緒の処理や色んな測定を終えて、私の傍へ。

助産師さんが写真を撮ってくれる。お乳をあげてみましょうかと言われ、横たわりながら赤ちゃんを胸のそばに添い寝させると、産まれたばかりなのにお乳を吸い出して驚く。ヘロヘロながらも、我が子の肌触りに癒される。

夫に電話し、無事を伝える。夫からも安堵と喜びが伝わってきた。家族にもメールで連絡。

そのままカンガルーケアで2時間分娩台で赤ちゃんと添い寝。私は添い乳をしながら寝てしまったみたい。幸せな睡眠だった。


破水から31時間半、分娩室に入ってから2時間半で、我が子に会うことができました。
一晩中対応してくれた助産師さん、お子をとりあげてくれた医師の方々、励ましてくれた家族、そして家で寝ずに待っていてくれた夫に本当に感謝。

そして、頑張って私たちに会いにきてくれた娘よ、本当にありがとう。これからよろしくね。

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