アンガーマネジメントの秘訣は『こまめにキレておく』だった?
「怒る」という行為は、社会や教育においてタブー視されがちです。しかし私はこの風潮に異を唱えます。怒りの感情は悪ではなく、それを上手に扱う力こそが必要だと考えています。今回は、その理由と方法についてお話ししたいと思います。
喜怒哀楽というのは、感情とほぼ同時に行動が伴うものです。たとえば、喜びを感じた瞬間に両手が上がったり、楽しいときに自然と笑顔になるように、怒りもまた一瞬で行動に繋がる感情です。しかし近年は、アンガーマネジメントという言葉も出てきて、怒らないことが推奨される風潮が広がっています。でも、私はむしろこまめに怒っておいた方がいいと思うのです。
というのも、先日、公園で常識外れな行動をしていた小学生に注意しました。しかし、久しぶりにキレたため加減が分からず、「キレ慣れてないな」と、あとから反省しました。もし、怒りに慣れていれば冷静かつ的確に対応できたはずです。この経験から学んだのは、怒りという感情を日常で適切に扱う練習が必要だということです。
怒りは、人間の自然な感情です。しかし、これを適切に表現できないと、思わぬ誤解やトラブルを生む原因になります。だからこそ、怒りを経験し、コントロール方法を身につけることが重要です。たとえば、アンガーマネジメントの基本は、自分の怒りの傾向を知り、冷静に対処することです。これには訓練と場数が不可欠です。場数を踏んでいない人がそれのマネジメントなど出来るはずがありません。
怒りは悪いものではなく、正しく表現できれば、人間関係を改善し、自己成長にも繋がる感情です。ぜひ、日常で小さな怒りを上手に表現する練習を始めてみてください。きっと、もっと感情豊かで充実した日々が送れるはずです。
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