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クリスマス飾りで感じた、テレビ業界の今。

なんか、この会社も変わったよなぁ、と思ったのは、ランチタイムに食堂のクリスマス飾りに気づいた時だった。

そういえば、数年前に平成っぽい大衆食堂から、お洒落なカフェ風にリニューアルされた。他にも、社内のあちこちが改装されて、自分のオフィスも昔ながらのジムデスクからオープンなフリーアドレスになって綺麗になった。喫煙所も次々と廃止されてる。

最近よく聞くのが、「エンゲージ」という言葉。テレビ業界に人材が集まりにくい時代になって、会社も人材の獲得に必死だけど、それ以上に“流出を防ぐ”ための努力が目に見えて増えていると感じる。

例えば、産休や育休が取りやすくなったとか、ハラスメント相談窓口ができたとか、持株会の仕組みが整ったとか。昔じゃ考えられない手厚いケアが、社員だけじゃなくグループ会社の人たちにも広がっているみたいだ。

今日何気なく食べていた定食も、健康を考えて特別にコーディネートされたヘルシーメニューだそうだ。最近はこの業界にも女性が増えてきたせいか、こういうところにも変化を感じられる。

そのうち作り手側も女性だらけになるんだろうなと、そんなことをぼんやり思ったランチタイムでした。

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