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イベントスタッフってどんな仕事?

こんにちは、チワです。
連日肌寒い日が続いていて中々春を感じることができず…なんかさみしい。
昨日は妹の推し活に協力しに行き、
ああ、人生超楽しそう。」とスンっとしてきた。笑
自分の機嫌は自分で取るからね。と有言実行している彼女を見ていると、本当に同じ腹から生まれてきたのか?と疑問に思うことばかり。

さて、今日は私が唯一仕事で大好きだった現場の話を。
学生は長期休みにガッツリ稼げる事で当時は人気のバイトにもなっていたかも。
サクッと読みたい人はInstagramに画像解説あり。
早速いってみよー。

イベントスタッフってどんな仕事があるの?

早速だけど、あなたが想像するイベントスタッフってなんだろうか?
アルバイト情報誌では人気の高時給バイトとして紹介されることもあると思う。
だから職業を聞いたこともあれば、馴染みも比較的あるのではないかと思う。

以前、飽き性におすすめの仕事にも紹介したので気になる人はこっちも読んでほしい。

イベントスタッフっていうくらいだから、やっぱりイベント関係の仕事だよね?
ライブとか?フェスとか?結構きらきらしていて楽しそうなイメージ。
と思われがちな気もする。

実は結構泥臭かったり、体力勝負な仕事だったりするのだけれども。笑

そんなイベントスタッフ、主に私が経験した仕事内容を紹介すると、

①ライブ会場の設営・誘導・売り子
②POPUP・キャンペーンスタッフ
③催事・イベント会場の受付・スタッフ
④着ぐるみの中のひと
⑤農作業

主にこんな感じ。
因みに、ティッシュやビラ配りだってした。
あとは無人レジの説明員とかゴミ収集の地域イベントだってやった。
割とキラキラしたもの以外もたくさんある。

田植えもしたしね、笑

あとは何気に大変だったのが、空調機がついていない着ぐるみの中のひと。
夏とか空調の効いていないホール会場とかで着ぐるみを着たままはちゃめちゃに動いた時は本当に死ぬかと思った。笑

そんな様々な仕事を経験することができるイベントスタッフの仕事から今日はやっぱり一番気になる、ライブ会場のスタッフについて話していきたいと思う。

ライブ会場のスタッフって全員主催側の関係者?

私が未成年の時はお客として行っていた、ライブ会場。
そこにいるスタッフ全員がプロで、この主催の会社に入らないとここでは働けないと思っていたあの頃。

恐らく誰しもが聞いたことのある、イベントスタッフ。
これらは容易にアルバイト情報誌にも掲載される仕事。
その中でもやっぱりひと際目を引いて人気なのが、

ライブ会場のスタッフ業務

だと思う。

昔はイベントスタッフでさえも簡単になれるものではないと思っていたから憧れの事務所に入ってスタッフとして仕事をしないとなれないと夢のまた夢だと思っていた。

だけど、実はそれらがどれもこれも外注先がやっていることを知った時、私は絶対にこの仕事は体験したいと思った。

まあ、現に今でも現場に戻って仕事したいなと思ってはいるんだけど。
中々このご時世、スタッフ業務も少人数だったり主催側で賄えたりしたりするんだと思う。

機会があったらまたやりたい。

そんなライブ会場のスタッフの仕事って主にどんなものがあるのか説明したい。

割とテッパン!ライブスタッフの役割と仕事内容!

今回は5つのポジションについて私の失敗談と共に話をしたい。
まあ色々あったけど、一番やらかした事件のことは今でも忘れない。笑

①会場の設営・座席作り・機材搬入(男性メイン)
②物販の売り子
③入場チケットもぎり・確認係
④座席&場内案内・クローク・警備員
⑤ケータリング

ざっと私が経験したライブスタッフの仕事内容はこんな感じ。
まず①の会場設営に関しては基本的に体力仕事だから女性が混ざって仕事することはあまりない。
よっぽど人手が足りないときとか、力作業が比較的少ないものだとある。
順番に具体的にどんな仕事内容か簡単に説明すると…

①会場の設営・座席作り・機材搬入(男性メイン)

支給されるのはヘルメット
軍手とかは各自用意しろって言われて最早そこは建設現場と化すことが大半。
暑かろうが寒かろうが関係なし、現場監督のトラメガなんて要らないのでは?ってくらいの怒声が響き渡る会場。笑

汗だくになりながらあのライブ会場を作っていく様は結構かっこよかったりする。
トロッコを走らせるために会場にはベニヤ板のような板が敷かれるのだけれど、そのテープ貼る順番や貼り方までがしっかりと決まっていて、手伝いに行ったときにしこたま「バミ貼り方ちげぇ!!」とか怒られたのを覚えている。
今はもう完璧に貼れると思う。笑

ただ、仕事は深夜から始まったりと不規則な集合時間だから現場が遠いと交通費がかかる可能性があるのがちょっとネックだったりするようだ。

②物販の売り子

これはかなり馴染みがあると思う。
ライブ会場に行ったら必ずペンライトやグッズを買いに行くと思う。
その時の売り子さんこそ、イベントスタッフから派遣された人たち。
勿論、物販の指揮者は主催側のグッズ担当者さんになる。ただ、販売している売り子のほとんどがド素人の新人の時もある。
是非とも会場では優しい気持ちで対応してあげてほしい。笑

当日もしくは前日にグッズの入荷数があっているか、不良品がないかの検品作業をして、そこから売り場作り、勿論販売の為の金銭授受もやるし、終わった後の売上金の過不足がないかの確認、これが実は合わない事が大半でぴったり過不足が出なかったときは歓喜。笑

③入場チケットもぎり・確認係

これをやった時は大人の意地汚い部分を目の当たりにすることが非常に多くて人間観察はとても面白かったのを覚えている。笑

仕事内容は簡単で、入口でチケットを確認して半券を回収する作業。
持ち物検査も含まれているので都合の悪いものを持っている人はさっさと通過しようとするのでそれも止めなければいけない。

チケットの番号が後ろなのに一番乗りで乗り込もうとして入口で止められてキレ散らかす大人…
握手券の枚数が足りないのにあると言い張る大人…
入場特典が一人一枚だというのに家族分欲しいと粘る大人…
缶は持ち込み禁止だから紙コップに移してほしい事を伝えると嫌がる大人…

中々色々な人がいた。
そんな入場チケットのもぎり・確認作業は中々女性ってだけでナメられることが多かったので、速攻後ろで隠れて待機している男性陣を呼んで、対応してもらったことが何度もある。

特に握手会の入場チケット確認は大変だった…
寒い時期とか、手が動かなかったりしてもたついたり、
欠席者に推しがいたら「なんでいねぇんだよ!」と聞いてくる人がいたり…
いないもんはいないんだ。アイドルだって人間なんだから体調不良にもなるやんけ…と思いながら宥める。笑

④座席&場内案内・クローク・警備員

座席&場内案内は文字の通り。
自分の座席が分からない人に席を案内したり、会場内のトイレを案内したり。
勿論、本来座ってはいけない人が席に座っていたら対応しなきゃならなかったりと色々大変なことはある。
あと、転売されて使用できない座席に人が来た時が一番大変だったりする。
そこはもうベテランに任せるしかないのだけれども。

クロークは荷物預かり所のこと。
握手会だったり、スポーツ系の時はクロークがあったりする。
あとはライブ会場が狭いときとかでロッカーがないとき。
ビニール袋に鞄や荷物を入れてもらって番号引き換え、の作業。

そして警備員
え、これもイベントスタッフなの?
と思われるがちだが実はこれもイベントスタッフから派遣されていることがある。
勿論、制服を着るから資格受講を受けた人が着ているらしい。
私は別のイベント会社の手伝いに行ったときに教えてもらったから詳しい事は分からないけど、警備員になったらインセンティブみたいな手当も出るから稼げるよ~と教えてもらった。
勿論、警備会社の人もいるから、素人のくせに、とかからかいに行くと…
絶対にイベントスタッフだけではないので注意が必要。笑

⑤ケータリング

最後はこれ。
ケータリング。

え?なにそれどんなポジションなん?って思ったと思う。
私も最初は何のこと?って感じだったけどこれが唯一、主催側の世界に入り込める仕事。

アーティストや主催側関係者の食事やドリンク、あとは救護関係だったり必要なものを準備して対応する会場のいわばマネージャーみたいなようかポジション。

えッ!じゃあ好きなアーティストとかだったら本人に会えちゃうって事?!
認知してもらえるじゃんやったーーーーーー!繋がれる!!!!

なんて思っていたら絶対になれないから諦めた方がいい。笑

マジで興味ないです、本人どれか知りませんが?くらいの人じゃないとできないと思う。

私が聞いたことのあるやらかし事件は、ケータリングで入ったとある女の子二人組が自分の好きなアーティストだったらしくて業務中に裏から会場に忍び込んでライブを観に行ってしまった…があっさりバレて速攻クビ、そして出禁。

…推しに会えなくなるという末路を辿った。とか。笑

ちょっと考えたら当たり前にヤバイことだと分かるけど、浮かれるとその辺の判断が鈍くなるようだ。
因みに私は何度かケータリングに入ったことがある。
美味しそうなケータリングメニューを横目にコンビニのおにぎりを食べたこともある。笑

運営側から余ったら食べてもいいよとお許しが出たときは残飯処理班として少し拝借したことはある。
それでも同じものは食べれないし、空腹時は結構しんどい。笑

あとはアーティストとか芸能人とか全然興味がなかった私は本人か本人じゃないかの判断がつかなくて、スタッフさんだと思って話しかけられた相手が本人だったこともある。
(本当に申し訳ない。笑)

そしてケータリングを任されたのに集合時間に起きるという大失敗を犯したこともある。
最低な寝坊…。

イベント会社の上司には爆笑されたけど、あれ以来ケータリングに入れてもらうことはなかった。
まあ、寝坊とか最低すぎるから当然なんだけど、あれは本当に申し訳なかった。
起きたとき顔面蒼白。そして田舎暮らし、2時間後に行って土下座。
くそ恥ずかしかった。当時20歳…
前日も現場入りしていて遅かったとはいえほかの人は来てるんだからお前もしっかりしろよ…と思った。あれ以来遅刻はしていない。(当たり前)

イベントスタッフのメリットは?

そんなイベントスタッフ、やることのメリットはどんなこと?
結構大変そうだし素人でもできるのは分かったけど実際ちょっとどうなんだろう…と思うこともあると思う。

やってよかった!こんな人にはメリットになる!って事も伝えておきたい。

①日払い・手渡し・前金もある。(会社による)
②単発現場が多いから自分が働きたい時に働ける。
③嫌な担当がいても数日間の我慢で終わる。
④高時給の仕事が多い。
⑤男性必見、学生でも深夜作業で1か月20万円超えできる!

①日払い・手渡し・前金制度については会社によって変わってくると思うけどこの辺はマイナンバー制度ができてからもしかしたら変わっているところもあると思う。
私の時は給料前借してる人とかいた。笑

基本的に単発現場が多いから自分の都合に合わせて仕事を入れることもできるから学生は副業したい人には比較的おすすめだったりする。

そしてなんと言っても深夜作業が含まれる時は深夜手当もつくから会場設営がある男性陣は学生なのにそんな稼いだの?!っていう事が結構あった。

週5とかじゃなくて土日もしくは大きなフェスの時は2週間とかなのに大金を手にする男性陣が多かった。
確かに肉体労働だからその分大変だったりはあるだろうけど即金性が高くて高収入なのはオイシイと個人的には思う。

あとは単純に現場作業が好きな人やライブ・フェスに興味がある人は勉強になるからいいと思う。
ライブを作り上げるあの一体感や裏でこんな風に沢山の人が動いているんだとか知れるのが私は楽しかった。

少しでも携われたらと思って最初は売り子ばかりだったけどだんだん違う仕事もさせてもらえるようになって嬉しかったし。
アーティストとかには興味ないけどそれを作るあの空間は大好き。
今でもやりたい。

まとめ

イベントスタッフってどんな仕事?かってことから今回はライブスタッフについて話してみたけど、やっぱり何度思い返してもこの仕事、最高だ~…
今は正直デカイ箱よりは小さい所の手伝いとかがしたい。

大きくなりすぎるとそれはそれでまたちょっと違ったりするから、
やっぱり劇団とか、小さいライブハウスとかでやる会場の手伝いが理想かな…。

おさらいするとイベントスタッフの主な仕事は

①ライブ会場の設営・誘導・売り子
②POPUP・キャンペーンスタッフ
③催事・イベント会場の受付・スタッフ
④着ぐるみの中のひと
⑤農作業

こんな感じで多岐に渡ってあるよ。って話。
その中でも一番馴染み深いのがライブスタッフ。
そんな仕事は大体この5つに分類される。

①会場の設営・座席作り・機材搬入(男性メイン)
②物販の売り子
③入場チケットもぎり・確認係
④座席&場内案内・クローク・警備員
⑤ケータリング

大体よく募集されているのは①と②。
男性は①の会場設営、女性は②の物販売り子がやっぱり新人時代必ずここからって感じだった。

⑤のケータリングは大体イベント会社のお局さんがやってるイメージだからあんまり下っ端に回ってくることはない。

ミーハーな人ほど注意が必要だし、誰それ?ふーん。な人が一番向ているポジションかもしれない。笑

あとはなれたら寝坊に注意しないといけないってこと。笑
これだけは前日の仕事量にもよるし緊張とかで寝不足で気付いたら起床時間が過ぎていた!なんてことが一番悲しいから…。

私はこの反省を絶対に忘れない。

今日はこんな感じ。
次は…どんなな話をしようかな。
また次の更新でお会いしましょう。
チワ。

社会不適合者が作るシェルターサポートに! どんな時でもふらっと立ち寄れるお店を構えるのが人生最大目標:)